庄子賢一の発言 (農林水産委員会)
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○庄子委員 特に被災沿岸地域では、この大きな次世代型の施設園芸というのは、非常に地域の雇用を支える効果もございますし、また耕作放棄地を防ぐという効果もあるものですから、そうした対策は是非しっかりと継続をしていただきたいということをお願いをさせていただきたいと思います。
水産の方にちょっと話を転じますけれども、人工のサケふ化放流事業の支援についてでございます。
この人工サケふ化放流というのは、今から約二百五十年前、新潟県のある河川におきましてサケの回帰性というものが初めて確認をされて以来、今日に至るまで営々として続いてきたわけでございます。
二〇〇〇年代に入った当初の頃は全国で平均して約二十三万トンありました漁獲量、これが、二〇一六年には十万トンを割り込んで、直近では八万トンと激減をしております。北海道はまだ何とかもっておりますけれども、私の地元、東北の青森、岩手、宮城等は壊滅的な状況と言って差し支えないと思います。
こうしたことから、種卵不足あるいはふ化放流団体の経営悪化など、事業の継続に影響がかなり出ておりまして、原因は、不確かではありますけれども、北洋海域における海水温上昇など、海洋環境の変動による稚魚の生存率低下などが指摘をされているところであります。
そこで、稚魚の減耗要因、この究明、そして、回遊経路の広域的な調査研究など、サケ放流事業の振興をこれまでどおり、あるいはこれまで以上に強化するということの一方で、養殖業へのシフト、あるいは新たな魚種への転換支援、こうしたところもちゃんと強化をしていく必要があるだろうというふうに思っておりまして、複合的、そして総合的な支援策を求めたいと思っておりますが、いかがでしょうか。