角田秀穂の発言 (農林水産委員会)
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○角田大臣政務官 全国のサケの漁獲量、委員御指摘のとおり、激減をしている。特に、令和元年から五万トン台というような状況でございましたけれども、本年度は八万トンと少し回復をしておりますけれども、やはり長期的に見ますと減少傾向にあり、特に、北海道太平洋側、本州太平洋側の減少が顕著であります。これを受け、主にサケ水揚げ金額の一部で運営しているふ化場の経営は厳しい状況に陥っていると承知をしております。
サケ不漁の原因につきましては、稚魚が海に降りて回遊する時期の海洋環境、海流であるとか水温分布であるとか、稚魚の生育にとって好ましくない環境にあると考えられております。
このため、放流後の沿岸での生き残りが高いとされる大型の種苗の飼育技術開発等を行うとともに、環境変化に強い健康な稚魚を河川ごとに最適な時期、サイズで放流する取組等に対する支援を行っているところです。
さらに、海洋環境の変化を要因とした、地域における主要な魚種の不漁が継続していることも踏まえ、海洋環境の変化の要因分析を行うとともに、養殖への転換を含む操業の在り方や対応の方向性について、水産庁では検討会を立ち上げ、今月一日に初会合を開いたところです。今後、この中でも議論を行うこととしております。
今後とも、海洋環境の変化に対応したふ化放流体制の構築に向けて、道県庁やサケ増殖関係者と連携をしながら取り組んでまいります。