上田英俊の発言 (農林水産委員会)

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○上田委員 おはようございます。自由民主党、富山県第二区選出の上田英俊です。
 質問の機会をいただき、ありがとうございます。
 本日は、今日は御欠席されておられますけれども、野村大臣の所信表明に基づき、農業政策、米政策について質問させていただきます。
 私たちは、食料なしには生きてはいけません。農業はまさしく命を支える産業であり、農は国の基、礎であるにもかかわらず、産業としての農業については、悲観主義的な主張が目立つ社会であります。
 確かに、農業を取り巻く環境は、近年、米価の下落、農業用資材、肥料、燃料の高騰、さらに円安トレンドが農業経営を圧迫しております。人口減少、少子化により日本人の胃袋の数も減少し、食べ盛り世代の減少も、全体として日本人の胃袋を縮小させています。その現実が、悲観主義的な主張、農業の先行き不透明感を構築しているものと考えます。
 しかしながらであります。
 私は、県議会議員の頃から、農業にはまだまだ大きな可能性があると主張してきました。その根拠の一つが、世界的な人口爆発であります。私は昭和四十年生まれで、小学校の頃、社会科の授業で習った世界の人口は四十億人でありました。今は八十億人であります。五十年間で二倍になりました。しかし、地球や農地が二倍になったという話は聞いたことがありません。異常気象であるとか、あるいは不安定な国際情勢、外交戦略により供給サイドが安定しない一方で、人口爆発、グローバルサウスの経済発展等により、食料需要は高まり、強まる一方であります。私はそこに日本の農業の可能性を見出します。
 さらに、ロシアによるウクライナ侵略により、一層、食料の需給バランスが崩壊しています。また、食料安全保障の概念も定着をしてきました。
 私たちは、今日まで、当然のこととして、お金さえ出せば適切な価格で希望するクオリティー、ボリュームの食料を買うことができました。そして、それが未来永劫のものと信じて疑いませんでした。しかし、既に食料争奪の時代に突入しています。いや、食料争奪の時代が顕在化しただけであります。
 そこで、今こそ、耕せ日本の時代と認識をしております。まさしく野村農林水産大臣の述べられるところのターニングポイントであるというふうに認識しております。
 そこで、伺いますが、農林水産省として、ターニングポイントの向こう側にどのような日本の農業の姿を描いておられるのか、その具体的な姿、目標を示すことが生産、流通の現場で汗する者を鼓舞するものというふうに考えますが、所見を伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 上田英俊

speaker_id: 834

日付: 2023-05-11

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会