野中厚の発言 (農林水産委員会)
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○野中副大臣 まず冒頭、本日、野村大臣が発熱のため当委員会に出席がかなわなかったことを、まずおわび申し上げる次第でございます。
その上で、お答えいたします。
上田先生からお話がございました、人口が減っていくということは、つまり、胃袋が小さくなり、少なくなっていく、少子高齢化も含めて。一方、世界の中で人口がこれから八十億、百億に迫る中でどのように全世界の人口の栄養を養っていくかというのは、大きな課題でございます。
そして、その上で、農業従事者が減少していく、そして、その生産を確保していくためにどうするかということでありますが、先生の御地元は米どころでありますので米が何より基でございますけれども、その上で、例えば園芸や畜産ではブランド化や優良品種等への転換による付加価値向上、そして土地利用型農業では生産コストの低減など、地域の地理的条件や生産品目の特性などに応じた取組を通じて、農業で生計を立てられ、産地としても生産が維持されるような姿にしていく必要があるというふうに思っております。
例えば、先ほどお話をいただいた大臣の御地元の鹿児島の例を挙げさせていただきたいと思いますが、かつては米でございましたが、経済成長によって需要の高まった牛、豚、鳥など、畜産を生産の中心に据えた結果、生産額が約五十年で四倍に増え、全国二位まで上昇したということであります。
地域の実情に応じてこのような農業の姿を実現していくことで、持続可能で強固な食料供給基盤を確立し、食料安全保障の強化を図ってまいりたいというふうに思います。