緑川貴士の発言 (農林水産委員会)
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○緑川委員 なかなかまとまるということ自体がこの島国である日本でなじむのかとか、そもそもの気候に適した作物であるのかということについて、しっかりこれは冷静に考えていかなければならないというふうに思います。
これまでの大豆農家、うまくいっていないという声はたくさん聞かれます。種まきから収穫まで、稲作とは使う機械がやはり違いますし、湿害対策のための明渠、暗渠の整備などを含めて、たとえ補助があっても結局は自己負担分が大きいものがあります。そして、どの産地でも取り組めるというわけではないというふうに思います。
大豆というのは、種をまく時期というのは、梅雨の時期と重なっていきます。まいた直後に、やはり今、気象災害の時代でもありますから、強い雨が例えば一週間以内に降ったときには、これはたちまちに、種を植えたとしても、これが腐ってしまう。もうこれで育たなくなってしまうわけですよね。花が咲く真夏の時期には、片や、雨が全く降らなくなればさやに豆が入らない。雑草が生い茂って刈取りすらできなくなる。収量どころの話ではないわけなんですね。
こういうところの、やはりちょっと、非常にリスクのある作物であることを前提にした農業政策に考えていかなければならないというふうに思います。
結局、収量が上がらなかった、補助金をもらってももうからないからすぐに撤退してしまったという農家がいますし、収量が上がらないなら、これはちょっと開き直る形で、これは悪いことですけれども、手間をかけないで、転作の補助金を目当てにして、耕作意欲の低い作付も残念ながらこれは見られるところであります。
湿害に強い、さっき御答弁をいただいた、新しい品種をもっともっと導入を進めていくためには、これはもっと海外並みの手厚い支援が必要になってくるわけでありますし、それがやはり日本としては難しいというような今の予算のレベルにあるんじゃないかというふうに思っております。
そういうふうに海外並みに大豆の助成金も厚くしていくことができなければ、費用対効果というものを冷静に考えたときには、日本の大豆の作付の課題というのをなかなか克服することは難しいんじゃないかというふうに思うんですけれども、この辺り、御所見はいかがですか。簡単にお願いします。