赤羽一嘉の発言 (予算委員会)

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○赤羽委員 今回、この質問のやり取りをするときに、事務方からも、七千件の申入れのうちLPガスについては三十件しかなかったと。これは、書類上ですとその必要性がないというふうに判断しがちなんですね。
 しかし、やはり今、総理の答弁にあるように、本当はどうなのかということで一歩踏み込んで、直接ヒアリングをしてもらいたいんです。そうしたら、いろんな理由があって、実は使いたかったんだけれども、もう既に使途を決めてしまったからとか、財源に余裕がないからという話は必ず出てきますから。
 我々だって、政治家は全国いろいろ散っていて、多分、大臣の皆さんだって、多くが地元でそうした声を受けているはずなんですよ。その声を受けて何のリアクションもしない政治というのは、あってはならないはずなんですよ。国民の声を聞いたら必ず政策として実行する、これがやはり責任ある政権だと思います。
 今、総理もそうした思いを酌んでいただいて御答弁をいただきましたので、是非丁寧な対応をしていただきたい。これは必ず実現していただきたい。私、この一問だけ、答えが出るまで三十分間全部使おうというぐらい腹をくくって、こう思いましたけれども、是非、総理は誠実な人柄、信頼していますので、形として、よろしくお願いをしたいと思います。
 次は、観光、交通業への支援をテーマとして移りたいと思います。
 私は、国土交通大臣を退いてから公明党の観光立国推進議員懇話会の会長ということを務めさせていただいて、全国各地で観光地の皆様の生の声を聞かせていただいております。
 率直な意見として、やはり三年以上に及ぶコロナ禍の打撃というのは大変深刻です。私も大臣で足を運んだときは、もう前年比、コロナ前の比較でいくとマイナス九〇%とか、ほとんど客がいなくて休業しているとか、極めて深刻な状況が続いておりまして、このダメージというのは短期間のカンフル剤じゃなかなか回復できないというのが彼らの率直な意見です。
 分かりやすく言いますと、百室の旅館は百室以上のお客さんが取れないんです。これは当たり前のことです。今回も全国旅行支援事業とか様々な需要喚起策でありますが、それに輪をかけて人手が不足をしていて、現実には、部屋数の七割から八割予約を入れる、二割、三割はお断りせざるを得ないというのが現状だと。ですから、どこに聞いても継続的な支援をお願いしたいということなんです。
 加えて、資金繰りも大変でして、装置産業ですから、多くの健全な旅館、ホテル事業者も、多くはローンを借りながら仕事をしている、これは当たり前です。このコロナ禍で、いわゆるゼロゼロ融資もその上に重ねて融資を借りておりますので、その返済も始まっている。このことについてはいろいろやり取りもあって、政府としても万全の対応を取るということでございますが、結局は、こうした状況を何とか持ちこたえられるようにしなければいけない。
 私、日本の各地を回りますと、いずれの地も観光資源は宝の山のようにあるんですね。これを磨き上げると多くの誘客が可能ですし、多くの地方というのは、少子高齢化、人口減少化、過疎化が進んでいますが、そこにお客さんとして来てくれた人たちが関わりを持つ、関係人口、交流人口、やがて定住人口に進む。私は、まさに地方創生の切り札は、観光業が本当にそれを担う、大変有力な産業だというふうに思っておりますし、加えて、インバウンドも再開をし始めております。私は急速にインバウンドは戻るというふうに見込んでおりますので、そのときに大事な宿泊業とか観光業の皆さんたちが経営ができないような状況にあってはならないというふうに、私はそう思っております。
 加えて、かつてのGoToトラベル予算も、感染がちょっとひどくなって使えなかったということもあって、年度を越せなくて五千億近い予算が不用で処理されてしまっております。これを何とかカムバックしてほしいという声も強いですし、先日の中央公聴会で、全国の旅館ホテル生活衛生同業組合の代表の皆様の発言でも、何とか頑張るから、どうか全国旅行支援事業は今年度で終わりにせずに、よく状況を、我々の声を聞いていただいて、継続的にお願いをしたい、しっかり頑張りたいのでよろしくお願いしますという切実な声もあったところでございます。
 これは観光庁を所管しておる斉藤国土交通大臣に、そうしたこと、私は、とにかく業界の、現場の生の声を聞いて、適切に、また決断をもって踏み込んだ対策を取っていただきたい、こう思いますが、その決意を聞かせていただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 赤羽一嘉

speaker_id: 22425

日付: 2023-02-22

院: 衆議院

会議名: 予算委員会