玉木雄一郎の発言 (予算委員会)
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○玉木委員 あとはスピードなんですね、何度も言いますけれども。賃上げ交渉にそういった総理の、政府のメッセージが反映されたら、やはりそれを踏まえた、だったら、こっちが軽くなるんだったらその分従業員に出してあげようということになるので、タイミングも考えて、総理、決断を是非いただきたい。また、現場からも、特に地方の声をしっかり聞いていただきたいと思います。
次に、防衛増税のことですが、総理は二〇二四年以降、適切な時期に防衛費増額のための増税を行うという方針なんですけれども、我々国民民主党は、安定財源の必要性は否定しませんが、持続的な賃上げが実現するまではやはり増税はやるべきじゃないと思います。何よりも、この賃上げ実現に全てを傾けるべきだというふうに思うんですね。
賃上げを伴う物価上昇が実現すれば、確実に税収は増えます。税収というのは名目で利いてきますから。だから、賃金が上がれば、累進の所得税のブラケットも高い方に移動する人が出てくるし、何より消費税だって物価が上がれば増えるんですよ。だから、賃金上昇を伴うしっかりとした経済成長を実現すれば、まず税収が増えるのと、あと、これは指摘しておきたいのは、例の防衛の財源確保の基金、資金なんですけれども、ほとんどが外為特会なんです。これは、私、外為特会を使えと言ったから賛成なんですが、甘いんですよ。
過去二十年間の剰余金の平均は二・九兆円です。今回、今年度、進行年度の剰余金だといって計上しているのが一・二兆円なので、平均から比べても一・七兆円少ない。三割残してこれからのリスクに備えたとしても、一兆円ぐらい、毎年追加で出ますから。外為特会を与党の人もよくチェックしてみてください。毎年一兆円ぐらいはありますから。別に一般会計に使いたいというニーズはあるものの、一兆円ぐらいはプラスで出ますので、増税、要らないです。
ただ、シビリアンコントロールとかいろいろな意味で、私は考えるのは必要だと思うんですが、賃上げが実現するまでは安易な増税はすべきではないということを強く申し上げたいと思いますが、総理、これはどうですか。やはり賃金の上昇なんかをきちんと勘案して財政運営とかをしないと間違ってしまうので、持続的な賃上げが実現するまでは増税しないというメッセージを是非出していただきたいと思いますが、いかがですか。