浜地雅一の発言 (予算委員会第四分科会)

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○浜地分科員 おはようございます。公明党の浜地雅一でございます。
 大臣、また副大臣、そして役所の皆様方、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私の方からは、まず第一問目、大臣、北九州に八幡西区というところがございます。ここの黒崎地区に、黒崎祇園山笠というお祭り、山笠がございます。今日の質問は、この黒崎祇園山笠を国の民俗文化財のうちの記録等の措置を講ずべき無形民俗文化財へ選択を目指している、そのことを大臣にお尋ねしたいというふうに思っております。
 現在、黒崎祇園山笠は、福岡県の無形文化財の指定を受けております。ただ、これをなぜ国の民俗文化財の記録選択としていただきたいか、すべきか、これを目指すか。この一番の特徴は、今日資料を持ってきておりますが、この笹山笠というものでございます。写真がございます。
 この笹山笠は、大臣は恐らく、山笠というと、例えば博多の山笠、もう少したくさんの装飾を施して非常に派手なイメージをお持ちかもしれませんが、実は、この笹山笠が山笠の原型というふうに言われております。
 福岡県からの聞き取りや私の手元にあります文献からは、明治三十九年以前までは全てこの笹山笠の形式で山笠が行われていたということでございます。また、古くには、天保十四年の文献にもこの笹山笠と思われるものが出てきます。
 もう少し説明しますと、この写真を見ていただきたいんですが、いわゆるこれは御神体を意味しておりまして、ササを二本立てているのがお分かりになるかと思っています。ササを二本立てて、この二本をしめ縄でつないで、そして、後ろに見えます須賀大明と書いてありますが、須賀神社というのが黒崎祇園山笠の元々のルーツでございますので、そのお札をここに立てているわけでございます。その下に杉の葉で勾欄を作っているわけでございます。この勾欄から上が神が宿る場所ということになります。
 先ほど言いましたとおり、現在も黒崎祇園山笠はこの形式を承継しまして、お汐井取りといって、神事の当日には、笹山笠を海水で清めて、実際にこの笹山笠の形で町の中を運行するという伝統を保っております。
 皆様方がイメージされるたくさんの装飾を施した山笠は、この笹山笠の運行を行った後に、この笹山笠を取り外して派手な装飾を施して、もう一度黒崎祇園山笠として町の中を運行して市民の皆様方に喜んでいただけるという祭りでございます。つまり、笹山笠という原型をとどめているのは、この黒崎祇園山笠であるということになるわけでございます。
 二枚目の資料なんですけれども、実は、黒崎祇園山笠は国際交流にも一役買っていただいております。
 朝鮮通信使、二〇一七年にユネスコの世界記憶遺産に登録をされたわけでございますが、実は、この朝鮮通信使をユネスコの世界遺産に登録しようという祭りが釜山市で日韓共同でございました。朝鮮通信使のユネスコ申請というのは日韓共同で行ったものでございます。
 この二枚目の写真にあるとおり、二〇〇八年の五月、そして二〇一六年の五月、二度、黒崎祇園山笠は海を渡りまして、釜山の町で祭りに参加をしております。この壮大さ、又は勇猛果敢な姿に、釜山の市民の皆様方、そして世界からこの祭りに参加をされた方々が非常に感動されたということを私の方から紹介をさせていただいております。
 実は、私は、二〇一六年の五月、当時外務政務官の任にありましたので、このときに初めて私はこの祭りの中で黒崎祇園山笠を拝見いたしました。非常に私も感動したものですから、その後おつき合いが始まって、実は、黒崎祇園山笠というのは、先ほどの一枚目にありますとおり、笹山笠という原型をとどめている非常に珍しい祭りなんだということを保存会の皆様方から御説明を受けたわけでございます。
 ですので、今、私の方でるる、黒崎祇園山笠はいわゆる原型である笹山笠の形式で行われている珍しいものである、また国際貢献にも一役買っているということを御説明させていただきましたが、今の御説明や資料を見て、まず大臣の黒崎祇園山笠に対する御感想、御所見をいただきたいというふうに思います。

発言情報

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発言者: 浜地雅一

speaker_id: 20553

日付: 2023-02-21

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第四分科会