鈴木敦の発言 (予算委員会第七分科会)
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○鈴木(敦)分科員 まず何点か伺いたいんですが、まず一点は、この様々な補助等々ですけれども、なぜこの話を中長期的にしてくださいと言うかというと、ラインを造るのに何年もかかるわけで、そういったラインを造れる企業というのは、経営計画が二年、三年、長くて五年ぐらいのスパンでかかっているわけでして、その五年後、十年後に補助金があるかないかで、このラインが造れるかどうかが大分変わってまいります。
今おっしゃったパワー半導体については数千億円でラインが組めるかもしれませんが、極小半導体になってくると、二ナノだと一ライン二兆円ぐらいかかっていくわけでございますから、一般の企業では到底賄い切れないわけで、ここは国の補助が必要になるということであります。
それが、二〇三〇年までしか数字が出ていないということと、金額が十年で十二兆円必要というところまでしか出ていないとなると、なかなか民間投資が十分にできないというのはありますので、ロードマップで示していただく。例えば韓国ですと二〇三〇年までに五十一兆円ぐらい出すということを言っていますので、そういうやり方を我が国もしていかないといけないんだろうと思います。
そして、もう一点、ちょっと考え方の問題で、これは大臣にもしお考えがあれば伺いたいんですが、今ほど役所からあった説明の中にもありましたが、この半導体戦略を立てる上で最も中心の柱に据えられているのが売上額なんですね。十五兆円程度の安定した売上げが必要だと、売上げがメインになっているわけなんですが、今や、半導体というのは、ないと我が国から何も出せないだけの物資です。
例えば、私の地元の川崎にはトラック、バスの会社がありますけれども、そのトラック、バスというのは、造っても中に半導体が入っていないので出荷できないということで、ヤードにたくさんの車が並んでいるということも発生をしました。これは上海のロックダウンの件もありましたので。
これも含めて、売上げだけのことを考えてしまうと、それ以外の、半導体を使う別の物資も我が国としては出荷ができないということにもなりかねませんし、もはや、もう国家として囲い込みをしていく物資であろう。石油に近い扱いをするべきだと思いますけれども、大臣、何かお考えはありますでしょうか。