田所嘉徳の発言 (予算委員会第二分科会)
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○田所分科員 茨城県の田所でございます。よろしくお願いをいたします。
マイナンバー普及の意義についてお聞きをしたいと思います。
私は、マイナンバーカードの普及にかける総務省の皆さんの熱意を高く評価をしております。カード取得で五千円分のポイント、保険証との一体化で七千五百円、公金受取口座のひもづけで七千五百円、合計二万円分のポイントがもらえるこの事業は、私は、大変カード申請の大きな推進力になると考えたと思うんですね。また、何と一・八兆円の予算を獲得したことも、これは簡単じゃなかっただろうというふうに思うのであります。
しかし、開けてみますと、あめをちらつかせているとか、総務省の強引な手法とか、強制になるとか、使わない自由、これはとか、落としたらどうなるんだとか、様々な批判が待ち受けているというのですから、これは非常に皮肉なものだなというふうに思っております。
クレジットカードなんて、最近は番号もPINコードも書いていないものが出回っておりますけれども、あれこれ書いたものを落とせば大変ですよね。非接触のカードだってたちまち使われてしまう。心配することはたくさんあるんじゃないかなと思いますが、いずれにしても、そういった、様々言われております。
しかし、私は、総務省は純粋に、コロナ禍における給付金の交付で遅れたり、ワクチン接種における混乱などで我が国のデジタル化の遅れが露呈したわけでありまして、何とかそれを、効率的な社会をつくらなければならない、そういった使命感、これがしっかりとこのカードを普及させる力になっているんだろうというふうに解釈をしているわけでございます。
行政手続を含む多様な社会経済活動上の手続において、行為の相手が本当にその対象たる人なのか、これを確認できるようにしなければならない、これは最も基本的なことであります。その点、マイナンバーカードは、現にカードを所持していること、そして暗証番号を入力することができる、このことで、リアルのみならずオンラインでも本人確認が行えることであります。まさにデジタル社会のパスポートとも言えるんだろうと思っています。
もし全国民がマイナンバーカードを所持していたなら、コロナ禍における十万円の定額給付金も自宅にいながらオンラインで申請ができたわけですし、ワクチン接種の予約、管理も同様で、デジタルを活用した利便性の高い社会実現のために大変有用なもので、大きな活用の広がりが期待できるというふうに思っております。
総務省は、批判にさらされてつらいでしょうけれども、信念に基づいて、ひるまないで、力強くカードの普及のために力を尽くしてもらいたいというふうに思います。
そこで、改めて、マイナンバーカード普及の意義と今後の取組につきまして、松本総務大臣にお尋ねをしたいと思います。