小西洋之の発言 (外交防衛委員会)

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○小西洋之君 委員派遣について御報告を申し上げます。
 本委員会の阿達雅志委員長、佐藤正久理事、岩本剛人理事、平木大作理事、音喜多駿理事、榛葉賀津也委員、山添拓委員、伊波洋一委員及び私、小西洋之の九名は、去る二月十六日及び十七日の二日間、我が国の外交、防衛等に関する実情調査のため、埼玉県、鹿児島県及び宮崎県に派遣されました。
 昨年十二月に新たな国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画が策定され、今国会では、防衛力整備の在り方及びこれを裏付ける防衛予算、関連法案の審議及び質疑等を行うこととなります。このため、本委員会は、各県における自衛隊基地、駐屯地等を訪問し、実情調査を行いました。
 以下、概要を御報告いたします。
 第一日目は、まず、航空自衛隊入間基地を訪問し、基地の概要、所在部隊及び装備品の運用、航空機可動数の向上、新たな装備品の導入、施設整備の現状及び課題、衛生機能の強化、組織の最適化の取組等について説明を聴取しました。
 派遣委員からは、中部航空方面隊各地対空誘導弾部隊の運用の現状、基地内の通行整備に係る予算措置等について意見交換が行われました。
 調査を終えた後、航空自衛隊の輸送機C2に関する説明を受け、同機に搭乗視察し、海上自衛隊鹿屋航空基地に移動しました。
 海上自衛隊鹿屋航空基地においては、基地の概要及び任務、米空軍MQ9の一時展開、自衛官の再就職状況、装備品の可動率の向上、女性自衛官の活用等について説明を聴取しました。
 派遣委員からは、自衛官の再就職や定年延長の現状、鹿屋の第一航空群と那覇の第五航空群の役割分担、協力体制、装備品の部品不足の解消により改善が見込まれる事項等について意見交換が行われました。
 次に、海上自衛隊の固定翼哨戒機P1を視察した後、MQ9を視察し、米軍関係者より説明を聴取した後、自衛官の生活関連施設を視察しました。
 派遣委員からは、MQ9を配備するための施設整備、機体改造の有無、一時展開の延長の見通し等について意見交換が行われました。
 次に、陸上自衛隊国分駐屯地を訪問し、駐屯地及び西部方面隊の概要、領域横断作戦能力向上の取組、南西諸島防衛に関連する演習の概要、災害派遣の実績、生活、勤務施設の現状及び課題、第一一三教育大隊の役割、馬毛島における自衛隊施設の整備等について説明を聴取した後、中距離多目的誘導弾を始めとする装備品及び自衛官の生活関連施設を視察しました。
 派遣委員からは、南西諸島防衛に関連する演習等に要する運搬費の確保、自衛官の人員不足の傾向、予備自衛官が使用する装備品の仕様、西方国民保護訓練の内容、日米共同の領域横断作戦における訓練、協力体制、有事の際の近隣の離島基地への支援体制、環太平洋合同演習リムパックと陸上自衛隊との関わり、馬毛島における空母艦載機着陸訓練(FCLP)実施の見通し等について意見交換が行われました。
 第二日目は、陸上自衛隊国分駐屯地より航空自衛隊の輸送ヘリコプターCH47Jに搭乗し、馬毛島を上空より視察した後、航空自衛隊下甑島分屯基地を訪問し、分屯基地の概要、固定式三次元レーダーFPS5の概要、生活、勤務施設の現状及び課題、陸上自衛隊との共同基地警備等について説明を聴取した後、FPS5を遠望し、自衛官の生活関連施設を視察しました。
 派遣委員からは、基地配属の隊員数、陸上自衛隊との共同基地警備の意義、レーダーの情報収集体制、分屯基地に駐在する自衛官の手当、処遇に関する要望、固定式レーダーとイージス艦のレーダーとの役割分担、全国の固定式レーダーの配備状況等について意見交換が行われました。
 同分屯基地の視察を終え、再びCH47Jに搭乗し、陸上自衛隊えびの駐屯地を訪問し、駐屯地部隊の概要、災害派遣の活動実績、霧島演習場の概要、即応予備自衛官、予備自衛官の訓練、生活、勤務施設の現状及び課題等について説明を聴取した後、百五十五ミリりゅう弾砲FH70を始めとする装備品を視察しました。
 派遣委員からは、駐屯地部隊の生活、勤務施設の充実の必要性、即応予備自衛官、予備自衛官の出頭率の現状及び傾向、駐屯地部隊の編成及び各部隊の特徴、南西諸島防衛に関連する訓練の内容、霧島演習場の整備、管理の現状等について意見交換が行われました。
 最後に、海上自衛隊えびの送信所を訪問し、送信所の概要、VLF(超長波)通信の特徴と運用等について説明を聴取した後、送信所構内を視察しました。
 派遣委員からは、送信所から潜水艦への通信体制、送信所の警備体制、現送信所の移転による機能の変化、送信所設備の維持管理の状況、同種の送信所を増設する可能性等について意見交換が行われました。
 以上が今回の派遣の概要です。
 今回の調査により、防衛力整備の在り方と課題等について認識を深めるとともに、さらには国会として果たすべき課題等について認識を深めることができました。
 最後に、今回の派遣が極めて有意義なものになったことに対し、御対応いただきました関係者の皆様方に御礼を申し上げ、報告といたします。

発言情報

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発言者: 小西洋之

speaker_id: 27444

日付: 2023-03-07

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会