青山繁晴の発言 (経済産業委員会)
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○青山繁晴君 じゃ、次に、韓国との輸出管理の問題について、西村大臣を始め経産省にお尋ねしたいと思います。
皆様方よく御存じのとおり、ホワイト国というのはまた奇妙きてれつな日本語です。日本語じゃないですよね。本当は、今は少なくとも用語変わって、グループAに変わっています。A、B、C、Dとありまして、Dの中に北朝鮮のような国が含まれているということなんですけれども、ホワイト国という奇妙な日本語がなぜ一般的に通用していたかというと、真っ白だと、何の疑念もないということが韓国に対しては政治的配慮もあって行われていました。
それを見直すべきだと、済みません、不肖私が四年ぐらい前に、自由民主党の話でありますけれども、外交部会で提案をいたしまして、これも今日はもうありのままになるべく話すつもりですから、もう時効も掛かっているだろうから申しますと、それを外交部会で発言した後に、経済産業省から幹部がお見えになって僕にどなられました。ホワイト国から外すなんて絶対できませんというふうに言われたんですよね。これ誇張じゃないです。横に外務省の亡くなった和田総務課長もいらっしゃいましたが、一言も発せられなかった。
それで、これは、当たり前の判断として、やっぱり相当裏がある話だと思いましたから、もう今となっては言ってもいいと思いますが、安倍総理とも協議をしまして、そして安倍さんがいろいろ調べた上で、やっぱり韓国から北朝鮮にデュアルユース技術あるいは産品が流出している懸念があると。で、それに対する輸出管理が不十分であるという判断が半年掛かって下りまして、だから、大体三年半ぐらい前に韓国はホワイト国から外れたわけです。
それが、今回、尹大統領という、少なくとも政治姿勢としては比較的公平に見える大統領が登場されると、実は一般の人からの問合せが山のように来ているんですけれども、北朝鮮に流れなくなったという保障はどこにあるのかと。経産省の説明ではもう十分に対話したんですとおっしゃっているんですが、対話って与党に出た資料でいうと八日間なんですよね。合計三十八時間です。それで、流れなくなったということを確認するには、韓国がもう流しませんと、元々うちは流していないんだという主張ですけど、そうですかと聞くんじゃなくて、当然裏も取らなきゃいけないですけど、裏が取れているとはとても言えない状況です。
その中で、大臣、よろしいですか、ちょっと御迷惑だと思うんですけど、西村大臣と非公式にいろいろ議論もいたしました。それで、今回、連休前にもうばたばたばたということで決まっていった印象は拭えないです。これ、印象論で実は言っているんじゃないんですよね。
どういうことかというと、パブリックコメントがかけられています。でも、これ確認していただきたいんですけど、パブコメがかかったのは四月二十八日からなんです。それで、今私は、この国会での立場とは別途、皆さんもそうでありましょうが、党に帰られれば党のお立場がありますよね、今私は自由民主党で経済産業部会長代理ですので、政権党に対してどういう提示があったかを資料とともに十分熟知しています。
その資料を幾ら確認のために精査してみても、はっきりしているのは、四月二十七日の時点で政令改正、ホワイト国に戻すという政令改正の方向で検討する。役所が検討という場合は二つあって、一つは全くやる気がないとき、もう一つはやるのを決めているとき、どっちかなんですけど、このときの文脈は、二十七日の段階でもうやると決めている。なぜかというと、連休に尹大統領と岸田総理が首脳会談しなきゃいけないからです。
そうすると、私は法的にも問題が生じると考えているんです。さっきの三条委員会というのは行政組織法の問題ですけど、これは行政手続法の問題で、パブコメにかける前には、どういう政令改正をするのかとか、あるいは省令を出すのかとかいうことについて国民に周知した上でパブコメにかけなきゃいけないです。当たり前ですよね。決まってしまってからコメント、パブコメって言い方もやめた方がいいと思います、意見公募で何が悪いのかと思いますが、意見聞いたときにはもう決まっているといったら、民主主義をないがしろにすることになりかねないと思います。違法性もあると思います。
大臣の御見識からして、このホワイト国に戻していった経緯についてどのようにお考えでしょうか。