森雅志の発言 (国土交通委員会)

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○参考人(森雅志君) 介護保険法で言う地域包括支援センターが今、富山市には三十二か所あります。中核市で一番たくさんあります。一か所の対象高齢者も少なくて、かなりきめの細かいケアができています。それから、中心部に市営の診療所もつくって、常設で常勤医師三名、看護師四名、どんな遠くても訪問診療に行くということもやっています。また、産後ケアセンターをつくって、八週間まで何泊してもらってもいいというような、お子さんと、赤ちゃんと一緒に来る施設をつくったり、それからお迎え型病児保育を全市的にやったり、様々なことをやっています。
 そういうことの財源をつくるためにも、さっきちらっと言いましたが、必ずしも平準的や均質ではないサービスをやってきたわけです。税で還流するところには厚く投資をして、まず税収を上げて自主財源をつくって、で、様々な福祉施策にもそれを財源として充てるということをやりました。
 その際、交通もその中で大変重要なツールです。したがって、例えば、六十五歳以上の高齢者は年間千円払うとどんな遠くからバスに乗ってきても中心市街地で降りると百円というのをやっています。帰りも、岐阜県の県境まで行っても百円です。このことによって全高齢者の二四%がその定期券を持っています。外出が増えます。要介護度が進んでいくことを少しブレーキ掛けるというようなことなどにも寄与しているというふうに思います。
 いずれにしても、外出機会をつくるということが交通と福祉とをつなぐものだというふうに思っています。そういうことも含めて全体を見ていただくのは大変うれしいです。しばしば交通だけ切り取った議論に終わってしまうんですけれども、それがさっき桜井先生がおっしゃったような外部評価になっていくんで、その非常に大きな要素だと思います。
 したがって、そういうことも、さっき分子の中にとおっしゃいましたが、そういうことも含めた鉄道評価マニュアルみたいなものを作ってもらうことも大変重要かなというふうに思っています。

発言情報

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発言者: 森雅志

speaker_id: 4323

日付: 2023-04-18

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会