大野泰正の発言 (国土交通委員会)

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○大野泰正君 おはようございます。自由民主党の大野でございます。
 今日は十分という時間でありますのでほとんどお話をさせていただく時間がありませんけれども、大分この委員会も、昨年の選挙後、新しい方が増えた。昨年の統計問題の議論を余り皆さん知らない中で今回の議論になっていると思います。
 昨年の統計問題でも、私も二回質問に立たせていただきました。そのときも、大臣、今と同様のお話もいただきました。そして、何としてもこの省内の風土をしっかりと改革して、風通しのいい、そういう組織をつくり上げるという御決意をいただいたわけです。私はそれを信じていました。今回、本当に悔しく、悲しく、情けない思いがいっぱいです。
 今回の問題でもそうですが、前回でも大臣はおっしゃっていましたが、矮小化することなくしっかりと全省的な問題として捉え、一つ一つ解決していく、風通しのいい職場をしっかりとつくっていく。特に、前回、統計のときには、やはり縦割りの問題、キャリア、ノンキャリの問題、ローテーションの問題、いろんなことが露呈されたと思います。それに対して、皆さんのお言葉を信じて私は今日までやってまいりました。しかしながら、今回こういう問題が起こった。一つ一つの省内での調査で全ての問題が上がってこない、その風通しの悪さは何も変わっていない、それが事実だと思います。
 やはりもう一度、矮小化することなく、誰かが責任を取ればいい話ではありません、省全体でもう一回見直していただく、そして全員で取り組んでいただく。責任を誰かに押し付けるようなことはしないでいただきたい、本当にみんなで取り組んでいただきたい、それが私の願いであります。
 特に国土交通行政というのは、国民のすぐ近くで国民の皆さんの協力をいただきながらやっている行政です。しかも、人の命に関わり、国土を守り、本当に大変な思いでみんな頑張っていただいています。出先機関も大変多く、その人たちは住民の皆さんといろいろお話合いをしながら、協力し合いながら事を進めていただいています。そういう人たちが、今回の問題で、周りの人たちから、昨年と同じじゃないか、そういう中で信頼をされないようなことがあっては、大切な行政を前に進めることも、本当の意味で国民の生活を守ることができなくなってしまう。その重さをしっかりと受け止めていただきたいと思います。
 特に、これから経済安全保障とかいろんな面でも、今までは官がやっていたことを民にお願いしなきゃいけないことも、そして民と一緒になって本当に協力し合ってやっていかなきゃいけないこと、そういうことがたくさん出てくると思います。しかしながら、今回のような事案があれば、官と民の話合いというのは何か間違ったことをやっているんじゃないか、そういうふうに見られても仕方ない、それが一番私は今後の国益に大きな問題を与えると思っています。
 OBと皆さんの問題、これはもう勝手にやってください。だけど、本当に官民が協力してやれる体制、これを本当に皆さんの方からもう一回きちんとした形で立て直していただきたい、それが私たちができる未来への日本の生きる人々への責任だと私は思います。
 そしてまた、昨年もお願いをいたしましたが、上が聞き取り調査をしたからってまともに答えられるものではありません、今その風土がないんですから。若い人たちだけで、これから国交省を担う若い人たちだけでしっかり話合いをして、それを大臣がしっかり受け止めてください。そして、大臣から指示をしてください。そういう体制でやらなくては、中途半端なことをやっていては、もう本当に国民の信頼を取り戻すことは非常に厳しいと思います。それだけのことだということをお一人お一人が認識していただきたいし、若手職員が勝手にやったなどというたわ言だけは絶対にやめていただきたい。これは慣習になっているからやっているだけの話です。本当に皆さんが、幹部の皆さんがしっかりと責任を感じて、去年できなかったことをもう一度しっかりとお話合いをいただいて、何が何でもやり遂げていただきたい。そして、国民の信頼に応えていただきたいと思います。
 以上で質問を終わります。

発言情報

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発言者: 大野泰正

speaker_id: 6985

日付: 2023-05-25

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会