川本裕子の発言 (内閣委員会)

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○政府特別補佐人(川本裕子君) 人事院総裁の川本裕子でございます。
 人事院の業務概況及び令和五年度人事院予算の概略について御説明申し上げます。
 人事院は、国民に対し公務の民主的かつ能率的な運営を保障するため人事行政の公正を確保し、あわせて、労働基本権の制約に対する代償措置として職員の利益の保護等を図ることにより労使関係の安定に寄与するとともに、人事行政の専門機関として時代の要請や変化に対応した人事行政施策を展開してきております。
 今後も、引き続きその責務を適切に果たしてまいる所存であり、具体的には次のような施策に取り組んでまいります。
 第一に、公務人材の確保に向けた取組です。識見に優れた人材を公務組織に確保することが喫緊の課題となっています。そこで、採用試験について学生などが受験しやすいものとなるよう、国家公務員採用試験制度の改革を実施してまいります。同時に、多様な経験や高い専門性を有する民間人材の円滑な採用を推進し、また、そのような方々がより一層活躍できるよう、積極的に後押しします。
 第二に、公正な人事評価と人への投資への取組です。個々の職員の意欲と能力を引き出すためには、公正な人事評価制度の運用が不可欠です。そして、納得感のある人事管理の推進のため、管理職員のマネジメント能力向上や職員のキャリア形成支援の充実が求められます。多様で効果的な研修の提供を通じて、公務における人への投資を積極的に進めてまいります。
 第三に、勤務環境の整備です。公務職場を魅力的なものとするためには、長時間労働の是正など、働き方改革の推進が急務です。この点、国会対応業務に関して、議員各位の御理解と御協力により、各府省から、質問通告の早期化、オンライン化などが超過勤務縮減につながったと聞いており、改めて感謝申し上げます。今後一層の御理解と御協力をお願いいたします。人事院といたしましても、長時間労働の是正に向けて各府省に対する指導を徹底してまいります。
 最後になりますが、第四に、適正な給与の確保に向けた取組です。能率的で活力ある公務組織の実現に向けて様々な取組を進める中で、給与制度についても社会と公務の変化に応じたものとなるよう取り組みます。
 以上、人事院の業務の概況について御説明申し上げましたが、これら人事行政等のための経費を計上した令和五年度における人事院の歳出予算要求額は八十六億八千万円でございます。
 古賀委員長を始め、理事、委員の皆様の御理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

発言情報

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発言者: 川本裕子

speaker_id: 1882

日付: 2023-03-07

院: 参議院

会議名: 内閣委員会