寺田静の発言 (農林水産委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○寺田静君 無所属の寺田と申します。よろしくお願いいたします。
 私は、本日は、中山間地や条件不利地の支援に関するところ、また酪農に関して質問させていただきたいと思っております。
 先日、舟山委員への答弁の中で、大臣は、加藤紘一先生の話をなされていたかなというふうに思っております。引用させていただきますけれども、先生のところは稲作農家が主流であって、私のところは畑作農業で、畜産も野菜も米もあると、何を言いたいかといえば、複合経営をやっていると、こういう複合的な経営をやっていかないと、狭い農地の中でなかなか所得が上がらないというようなお話をされていらっしゃいました。
 確かこれを聞くのは初めてではないと思っていて、実は私はこの話を聞くたびに、雪国生まれとしては少し嫌な気持ちになるんです。北海道や北東北の日本海側ですとか、あるいは北陸などの冬の半年間を雪に覆われるようなところと二毛作ができるようなところ、温暖なところを一緒に語られては困るなというような思いがしております。
 小学校のときに、私、秋田生まれですけれども、青森に引っ越しをして、小学校の六年のときに茨城に実は引っ越しをしました。引っ越しをしたのが十一月で、そのとき、青森はもう白黒、雪が降って白、黒、グレーの水墨画の世界になっていました。ところが、茨城に引っ越しをしましたらすごく暖かくて、冬でも緑もあって花まで咲いていると。雪寄せの苦労もないですし、一日何時間も雪を寄せて過ごす、費やすこともないと。
 地元の横手市のお話をさせていただきますと、雪でハウスが潰れてしまうとか、あるいはリンゴの木が折れてしまって翌年以降の収穫がほぼ見込めなくなると。少なくともですけれども、こういったことがないと、ちょっと一緒くたに雪国のことを語られて自助努力だというようなお話をされるのは、私はちょっと違うのではないかなというふうな思いを抱いております。
 雪だけではないんです。気温も違います。東京はもう桜が咲いておりますけれども、秋田の中山間地というのはまだ雪で覆われていまして、先週末、私が訪ねたお宅も長靴でなければ玄関にたどり着くことができませんでした。ハクチョウもまだたくさんおります。
 先日お話しした農家の方は、シイタケ、秋田県産、結構東京のスーパーにも並んでおりますけれども、シイタケは燃料費が掛かるから、もう採算が取れないからやめることにしたというふうにおっしゃっていました。また、別の友人にシイタケ作っているので聞いてみたところ、うちではまきを燃やしてやっているから何とかやれていると、灯油買っていたらもうとても無理だというふうに言われました。
 こういう小さな規模の、家族経営の農家のようなところがやっぱり利用できるような支援が少ないというところがある、実際にはあるんだと私は思っています。あったとしても五軒まとまって申請しないと駄目だとかと言われることがあるとも聞いております。
 大臣にお伺いしたいと思いますけれども、こうした豪雪地ですとか条件不利地、中山間地などに十分な支援ができているというふうにお考えでしょうか。

発言情報

speech_id: 121115007X00320230317_170

発言者: 寺田静

speaker_id: 21726

日付: 2023-03-17

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会