寺田静の発言 (農林水産委員会)
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○寺田静君 ありがとうございます。
今、アジアのところを中心に御紹介をいただきましたけれども、EU、欧州委員会の方でもリポートが出ておりまして、これ昨年のものですけれども、牛乳・乳製品市場はまさに異例の状況になっていると。物価の高騰と異常気象及び環境面での制約が世界的な生乳不足の背景にある、生乳供給不足の背景にあると。ウクライナでの紛争は、牛乳・乳製品の供給を含む世界の農業食料チェーンに大きな影響を与えて、食料インフレを引き起こして、世界の食料安全保障を脅かしているというふうに書かれております。
片や国内に目を向けますと、どうしても生乳を捨てざるを得ないような状況もあるということでございました。
国内では何が起こっているかというのは、先日少し御紹介をし損ねてしまいましたけれども、例えば北海道の十勝の酪農家の声では、生乳を捨てるために払わされている、処分費用を払わされていると。また、子牛に値も付かない状況で、また子牛、育ってしまいますとまた餌代などが掛かるので、ほかほかと湯気の立つ生まれたての子牛を、母乳を一滴も飲ませることなく、たった五ミリの薬で母牛と生産者の前で薬殺をしていると、こういう状況があるということでございました。
大臣にお伺いをしたいと思いますけれども、こうした世界の需要の増加がある中で、日本が生乳を処分をして、その処分費用を酪農家が負担していると。しかも、その子牛まで手を掛けなければいけないような状況があるということについて、大臣の思われるところを率直に教えていただきたいというふうに思います。