齊藤良樹の発言 (農林水産委員会)

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○参考人(齊藤良樹君) 御質問ありがとうございます。お答えをいたします。
 現下の厳しい畜産、酪農経営の状況は我が国の食料安全保障に支障を来しかねないことから、生産者の再生産に配慮をした適正な畜産物価格、乳価形成の実現に向けた仕組みの構築は大変重要というふうに認識をしております。一方、御指摘のとおり、生産者の窮状、あるいは価格転嫁の必要性を消費者や流通、小売の皆様にもしっかりと御理解をいただくことが重要で、食のサプライチェーンを全体でこの仕組みを構築する必要があります。
 それと、その中で、こういうことを実現していく上で、先ほど石垣先生もおっしゃいましたが、一方で、今後は穀物価格というのは中長期的には上がっていくであろうと。世界の人口増もございます。そういう中で、上がっていくだろうということの中で、やはり価格反映をしていくと需要が落ちてくるというリスクが伴います。やはり、これには、あわせて、しっかりとした需給対策、とりわけ生乳の場合は日もちがしませんので、それを加工品に置き換えていく、加工していく必要性が出てまいります。そういった面での需給対策というものがセットでないと、なかなか機能してこないのではないかなというふうに私は思っているところでございます。
 したがって、そういった点について、国の方にしっかりと需要が落ちたときの対策を併せて要請をしてまいりたいというふうに思っておるわけですし、この民民の努力の範疇を超える事態が起きた場合においては、生産者に対する新たな仕組みづくりということを是非御検討いただきたいというふうに考えているところであります。
 ありがとうございます。

発言情報

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発言者: 齊藤良樹

speaker_id: 27343

日付: 2023-06-01

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会