簗和生の発言 (文教科学委員会)
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○副大臣(簗和生君) 令和五年度文部科学省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。
令和五年度予算においては、一般会計五兆二千九百四十一億円、エネルギー対策特別会計千八十六億円などとなっております。
第一に、個別最適な学びと協働的な学びの実現として、小学校における三十五人学級や高学年の教科担任制、学校における働き方改革を推進するとともに、教師の研修体制の構築を図ります。また、GIGAスクール構想の着実な推進と学校DXの加速や、幼児教育の質向上と小学校への円滑な接続、高等学校改革、学校健康教育等を推進します。
さらに、運動部、文化部活動の地域連携や地域クラブ活動移行に向けた環境の一体的整備を進めます。
第二に、新しい時代の学びを支える学校施設の整備として、教育環境の向上と老朽化対策の一体的整備、キャンパスの共創拠点化、脱炭素化など、学校施設等の整備を推進します。
第三に、高等教育機関の多様なミッションの実現として、基盤的経費の充実やめり張りある配分による改革の徹底、高等専門学校の高度化、国際化を推進するとともに、高度専門人材の育成等を推進します。
第四に、誰もが学ぶことができる機会の保障として、いじめ、不登校対策等の推進や夜間中学の設置促進、生涯を通じた障害者の学びを推進するとともに、日本語教育、外国人児童生徒等への教育等の充実や、在外教育施設の機能強化を進めます。
また、地域と学校の連携、協働、体験活動の充実、学校安全体制の整備を進めるとともに、リカレント教育等社会人が学び直す機会の拡充を進めます。
さらには、高校生、大学生、専門学校生等への修学支援の確実な実施など、各教育段階の負担軽減による学びのセーフティーネットを構築します。
第五に、スポーツ立国の実現を目指し、子供の体力向上や持続可能な競技力向上体制の確立、多様な主体によるスポーツ参画の促進と共生社会の実現、スポーツの成長産業化、スポーツによる地方創生等に取り組みます。
第六に、文化芸術立国の実現を目指し、文化芸術のグローバル展開や文化芸術に触れる機会の提供、創造性豊かな子供の育成等に取り組みます。
また、文化財の匠プロジェクト等の推進、充実による文化資源の持続可能な活用促進や、文化振興を支える拠点等の整備、充実を図ります。
第七に、我が国の抜本的な研究力向上と優秀な人材の育成のため、国際卓越研究大学と地域中核・特色ある研究大学の振興を両輪で進めるとともに、博士課程学生を含めた若手研究者支援を強化します。加えて、科研費を始め、研究者のキャリアや研究成果に応じた切れ目のない研究費の支援の充実を図るとともに、国際共同研究の推進や国際研究拠点の形成等を通じて国際頭脳循環を加速します。
また、ソサエティー五・〇を実現し、未来を切り開くイノベーションの創出に向け、スタートアップ創出支援、研究DXの推進、次世代放射光施設、ナノテラスを始めとする世界最高水準の大型研究施設の整備、成果創出等に取り組みます。
第八に、量子、AI、マテリアル、健康、医療等の国家戦略を踏まえた重点分野の研究開発を戦略的に推進します。特に、量子コンピューターとスーパーコンピューターの組合せにより研究DX基盤を高度化するとともに、国立研究開発法人の研究開発基盤を強化します。
また、国民の安全、安心やフロンティアの開拓に資する課題解決型の研究開発として、アルテミス計画を含む宇宙・航空分野、海洋・極域分野、防災・減災分野、GXの実現に向けた半導体や核融合等の環境エネルギー分野、次世代革新炉等の原子力分野の研究開発を推進します。
以上、令和五年度文部科学省関係予算の概要につきまして御説明申し上げました。
なお、これらの具体的な内容につきましては、お手元に資料をお配りいたしておりますので、説明を省略させていただきます。