櫻井充の発言 (文教科学委員会)

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○櫻井充君 すばらしい施設を造られたのですから、是非いろんな研究成果が生まれてくるように、我々も努力をさせていただきたいと、そう思いますので、よろしくお願いします。
 それからもう一点、ちょっと、私、まだ心療内科の医者として現場で診療に当たっているんですが、いわゆる発達障害とか、それから学習障害の子供さんたちの診療にも当たってきています。
 その中で、例えば今私が診ている子供さんの中の一人は、鏡文字といってですね、鏡文字といって、へんとつくりが逆に見えるんですよ。要するに、普通はへんが左側にあって、つくりが右側にありますが、この子はへんとつくりが逆に見えるんです。彼が見えるまんま、国語の例えば漢字のテストで書くとバツにされます。それから、例えば日本史なら日本史で誰かの名前を書くときに、そこを間違うと全部バツにされてきています。ですから、どういうことかというと、できないので、やる気なくすの当たり前なんですよ。そこの中で、学校の先生から、これができない、やる気がないといって責められると。こういう子に普通を求めること自体、僕は無理な話じゃないかと思うんです。
 一方で、鏡文字にならない英語はクラスで一番なんです。であったとすれば、英語ができているよねということぐらい褒めてほしいんですけど、この先生は駄目なことだけずうっと指摘するんですね。
 私は、親に言っているのは、普通を捨てろと。普通を捨てないと、親も苦しむし、子供も苦しむし。だけど、普通を捨てさせないと、学校の先生も私は苦しいと思うんですよ。つまり、このレベルまで全部引き上げなきゃいけないですよという教育をしてくる限りにおいては、私は、みんな苦しむことになってしまって、こういうその教育の在り方というのを変えていかないといけないんじゃないかと思いますが、この点についていかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 121115104X00620230413_009

発言者: 櫻井充

speaker_id: 7865

日付: 2023-04-13

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会