伊藤孝恵の発言 (文教科学委員会)
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○伊藤孝恵君 冒頭、通告をしておりませんので、大臣、答えられる範囲でコメントいただければと思います。
昨日、文化庁は京都の新庁舎で業務開始式だったと承知をしております。地方創生の目玉として、移転費用に十一億一千万円を計上、中央省庁が本庁を地方に移転するというのは初というか、明治以来だそうです。全十三部署のうち、文化財関係など六部署、五百九十人中三百九十人が移転をされ、著作権課は東京に残られたというふうに聞いております。
そんな中、昨日、NHKが報じた文化庁、京都移転の検証、議員への説明などリモート対応できずという記事が物議を醸しております。移転に先立って二週間の試験運転期間で議員説明の機会が十七回あったそうですけども、リモート対応できたのはゼロ。二〇一九年、二〇二〇年テストでは、二百十二回のうち八回だけだったそうです。結果、この度、京都移転に際して、東京に出張するのは年間で一千四百往復、四千七百万円が掛かるであろうと試算をされておりました。
こういった物価高騰の中、本当に痛税感かまびすしい、そういった国民感情に対して、我々は決して鈍感でいてはいけないんだというふうに思います。
もちろん大臣は、この文化庁京都移転の意味ですとか有用性、そして国会対応業務との両立策というのを語らねばなりませんし、我々もいわゆる慣例や国政調査権というものにどう向き合うか、事ここは文科委員会ですので、我が事として考えなければなりません。
五月十二日付けで文化庁から、今後、できる限りメールとか電話とかウェブ会議で対応をさせていただきたいという旨が配付をされておりますけども、皆さんのお手元に届いておりますでしょうか。なかなか、秘書さんがそのまましまっていたりして、議員本人も知らなかったりいたします。実は私も知りませんでした。そういう部分では、なかなか進んでいかないというふうに思うんです。
私も二〇一九年からブラック霞が関の課題に超党派の仲間で取り組んでおりまして、このオンラインレクの推進というのを全党の衆参の国対委員長をお訪ねして対面でお願いをして推進を申し入れてきましたけども、結局、何の変化も起きませんでした。起きないどころか、時を同じくして、厚労省の改革若手チームのオンラインレクの活用が呼びかけられておりましたので、これみんなで使ってみましょうよと呼びかけたんですけども、結局、半年間で、当時七百六人ぐらい議員がいたと思いますけども、半年間で実際にやってくださったのはたったの六人でした。なかなかこれ岩盤なんですよ。
国会議員とか秘書さんとかが電話一本で、したらば飛んできてくれるものだと、そんな意識も根強いように思います。これ、畏怖とか畏敬の話ではなくて、時代の要請として自戒を込めてこれ問題提起をさせていただきましたので、この岩盤に挑む大臣の責務は重大だと思います。応援します、頑張りましょうという意味で問題提起させていただきました。もしコメントあれば、よろしくお願いいたします。