有村治子の発言 (本会議)

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○有村治子君 情報監視審査会は、去る六月二日、審査会規程第二十二条第一項に基づき、年次報告書を作成し、会長から議長に提出をいたしました。
 この報告書は、令和四年五月一日から本年四月三十日までの本審査会の調査を報告対象としており、以下、調査の経過及び結果について御報告を申し上げます。
 まず、政府の年次報告の概要、適性評価のみを実施した十三の行政機関における適性評価の実施の状況、本審査会の年次報告書における指摘事項に係る政府の対応、内閣府独立公文書管理監等がとった措置の概要について、それぞれ説明を聴取し、質疑を行いました。
 また、海上自衛隊における特定秘密等漏えい事案が特定秘密保護法施行以来初の漏えい事案であることを重く受け止め、防衛省から特定秘密の管理について説明を聴取し、質疑を行った結果、防衛大臣に対し、本審査会として初めて、特定秘密の保護に関する制度の運用について改善すべき旨の勧告をすること及びその結果とられた措置について報告を求めることを決定いたしました。
 本勧告では、退職自衛隊員に対する情勢ブリーフィングの実施状況等の調査、厳格な規範の策定等について措置すべきものと勧告をしております。
 さらに、特定秘密を指定している十二の行政機関から、当該行政機関における特定秘密の指定や適性評価の実施の状況について、それぞれ説明を聴取し、質疑を行いました。
 加えて、内閣衛星情報センターへの委員派遣を行い、特定秘密の提示を受けながら、説明聴取等を行いました。
 その後、防衛省から、防衛大臣に対する勧告の結果とられた措置について、また、新たに発覚した特定秘密の不適切な取扱い事案について、併せて説明を聴取し、質疑を行いました。
 最後に、高市国務大臣及び内閣府独立公文書管理監に対し、それぞれ締めくくり的な質疑を行っております。
 本審査会における調査を通じ、様々な指摘がなされています。これらの指摘を踏まえ、本報告書では、漏えい事案の再発防止のための統一的な研修等の検討、漏えいを通報の対象とする通報制度の改善の検討、検証・監察の体制及び手法の継続的な改善、漏えい等の不適切事案発覚後の検証・監察の実施の四項目を主な指摘事項として、政府に適切な対応を求めています。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

発言情報

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発言者: 有村治子

speaker_id: 22113

日付: 2023-06-05

院: 参議院

会議名: 本会議