稲葉延雄の発言 (予算委員会)

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○参考人(稲葉延雄君) 御質問の通告を受けまして、改めて当時の関係者から聞き取りをするなど可能な範囲で確認をしてみました。
 平成三年一月十六日の記者会見は、有本さんからの相談を受けたNHKが手配して会場を取り、各社に声を掛けて行われたものだということのようです。
 御指摘の元書店経営者につきましては、有本さんたちの御了解を得て紹介したものだそうであります。当時、北朝鮮に関する情報が乏しい中で、この元書店経営者が予想しない情報を持っている可能性もあるということで、有本さんたち当事者の方にお話を聞いていただき、判断していただこうという趣旨をお伝えした上で話合いが実現したというふうに理解してございまして、この点については全く他意はないということのようでございます。
 こうした内容は、平成十三年に有本さんから質問状を頂戴した際に回答したと承知してございます。
 NHKとしては、引き続き、北朝鮮による拉致問題の取材に力を入れ、多角的な報道に努めていきたいというふうに思っております。
 二つ目の御質問でございます。
 実は私、日銀に、日本銀行に三十年勤務しておりました。その折、日銀の先輩である、しかも新潟支店に勤務していた横田滋さんの娘さん、めぐみさんが拉致事件の被害に遭ったということでございます。同じ組織に勤める先輩の御家族の一人が襲われた悲劇だということでございまして、私自身、その当時から、めぐみさんの早期救出、早期帰国を心から願っていたものでございます。その気持ちはNHK会長になってもいささかに変わっておりません。拉致被害者全員の早期帰国を願ってございます。
 NHKとしては、引き続き、拉致被害者の御家族の思いや解決に向けた政府などの動きを丁寧に伝えていきたいというふうに考えてございます。

発言情報

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発言者: 稲葉延雄

speaker_id: 27667

日付: 2023-03-03

院: 参議院

会議名: 予算委員会