早稲田ゆきの発言 (厚生労働委員会)
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○早稲田委員 介護ロボットもICTもよろしいんですけれども、とにかく、人が人をケアするという職場でありますから、この賃上げはもう待ったなしであります。是非、小手先のことだけをなさらないで、しっかり抜本的に、この指針が生きているとおっしゃるなら、そのことに応えるように、介護の、福祉の現場の皆さんが期待が持てる報酬の改定を強く望みます。
次の質問ですが、要介護一、二を介護保険の対象から、以前、昨年、市町村事業に移すこと、これが案が出されまして、一旦は今これが引っ込められているわけですけれども、これは絶対にすべきではないと思います。
私は、介護保険、認知症対策を考える会というのを地元でこの間、週末に話してまいりました。そして、認知症のデイサービスをやっていらっしゃる稲田秀樹さんとお話をしてきた。その現場でいいますと、こうした要介護一、二を市町村事業に移してしまうというのは、経団連の方たちとか経済界の方たちが主に言っている、現場を知らない意見だということ。
それからもう一つは、その会場から出た御意見。大臣、要介護一、二は、認知症の場合、どのくらいの程度だと思われますか。会場の方、私は実家に帰ってケアをしているけれども、あるとき帰ったら、もうお手洗いの場所、トイレの場所が分からなくてお部屋で排せつをしてしまって、そして汚物がもう廊下に、踏んで歩いていた、そこを一晩中、私はマイペットで拭いていたんですという方がいらっしゃいました。
歩けて元気であれば、認知症がそれだけ進んでいても要介護二なんですよ、一なんです。それを踏まえていただければ、絶対、こうやって市町村事業に移すというような発想は出ないはずです。質も量も下がってしまいます。それを大臣にはしっかり受け止めていただきたい、そのことを一点伺います。
それともう一つ、時間がないのでまとめますが、資料の方で、利用者の二割負担拡大というのが出ております。これもとんでもない話で、昨年、七十五歳の後期高齢者医療で、所得上位三〇%に患者の二割負担にしました。でも、介護というのは全然また違いますから。これについても、私たち、医療の方でも反対をいたしましたが、介護に二割負担を拡大すれば、当然、支出が重い、サービスの利用を控えるというふうになります。これも調査の結果でも出ております。介護負担の利用料が高いから私はやめましたという方が三五%。これを見ても、こうしたことは絶対にすべきではないと思います。
対象拡大についての大臣の御意見、二点まとめて伺います。