松村祥史の発言 (災害対策特別委員会)
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○松村国務大臣 おはようございます。
松本委員にお答えを申し上げたいと思います。
まず、松本委員におかれては、平成二十八年熊本地震の際には、八月に副大臣に御就任をいただき、復興に御尽力いただいた、心から感謝を申し上げたいと思っております。
所信でも申し上げたんですが、私も熊本地震そして令和二年の水害と経験をしてきたわけですけれども、一瞬にして日常を奪う大災害、非常に怖さを覚えたところでもございましたし、初動対応の難しさ、加えて、ボランティアの皆さんや全国の皆さんからの御支援の温かさ、日本人でよかったなと改めてあのときには感じたところでもございます。
ただ、反省点としては、私の住んでおるところは球磨川の沿川沿いでございますので、水害に関しては小さい頃からの意識がございましたが、地震については全くもって思考停止をしておりまして、熊本にはまさかはないということで、思考停止、イコール、やはり準備を怠っていたというのが本音でございます。これが大きな反省点でございまして、そういった経験を今の立場でどう生かしていけるかというふうに考えております。
そういう意味では、近年激甚化、頻発化する自然災害や切迫する首都直下地震また南海トラフ地震などに対して、政府一丸となってやはり取り組んでいかなければならないと思っております。
ある意味、公助の公の果たす役割というのは、もちろん発災後も必要でございますが、発災前の、いかに備えるか。先生が今おっしゃった、防災に関しての百点はない、まさしくそのことはこの二つの震災で感じました。やはり、百点ではないけれども、百点になるように繰り返し繰り返しやっていくことが必要なんだろうというのが体験で得た知恵でございます。
その上で、やはり、共助、公助、こういったものが連動していかなければ、活力ある復旧復興はなかなかできないなというふうに思っております。そういう意味では、いざというときには自らの命は自らで守っていただくような、自助をお願いする場面もあると思います。そういう意味では、私みたいに思考停止をすることなく、国民の皆さん方に、こういう可能性があります、災害に備えましょうという啓発、やはりこれが一番大事かなと思っております。
また、熊本地震での教訓を考えますと、直接死よりも関連死が八割でございまして、復興後の生活の再建もさることながら、いかにお一人お一人の命をどう守っていくか、このことは非常に大事でございますし、避難所の生活環境の改善であったり、災害ケースマネジメントの普及などにも、しっかりと被災者の方々を支援できる充実した施策を考えていかなければならないと考えております。
いずれにいたしましても、私一人でできることではございませんが、全力をもって災害に備える、また啓発に努める、こういったことをやり遂げてまいりたいと考えております。