松村祥史の発言 (内閣委員会)

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○松村国務大臣 国家公安委員会委員長、領土問題担当大臣並びに海洋政策、日本学術会議及びカジノ管理委員会に関する事務を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。
 良好な治安を確保することは政府の重要な責務であり、日本を世界一安全な国にするため、以下五点の諸施策を強力に推進します。
 第一に、刑法犯認知件数の総数が二十年ぶりに前年より増加する中、SNS等を通じて実行犯を募集する形態の特殊詐欺や強盗等の社会に大きな不安を与える犯罪に対し、迅速に捜査を進め、被疑者の検挙を図るとともに、被害の未然防止に向けた取組を強力に推進するなど、市民の安全で平穏な生活を守ります。
 また、暴力団や匿名・流動型犯罪グループに対する取締りを強化するほか、マネロン事犯の検挙や薬物の乱用防止に向けた取組を進めます。
 第二に、我が国へのテロの脅威が継続する中、警戒警備、情報収集・分析、水際対策などの諸対策に万全を期します。
 警護における主催者等との更なる連携や国民の理解と協力を得るための取組を進めるとともに、警護の実施状況や情勢の変化等を踏まえつつ、不断の見直しに努め、警護に万全を期します。
 また、北朝鮮による拉致容疑事案等の捜査、調査に全力で取り組みます。
 あわせて、東日本大震災など、様々な災害の教訓を踏まえた警察の災害対処能力の更なる向上に取り組むほか、経済安全保障の確保に向けた取組を進めます。
 第三に、ストーカー、配偶者からの暴力、児童虐待といった人身安全関連事案について、被害者等の生命身体の安全の確保を最優先とした取組を推進します。
 第四に、国境を越えて行われるサイバー攻撃が発生するなど、極めて深刻なサイバー空間の脅威に的確に対処するため、産学官の連携や外国治安機関等との協力を進め、警察の対処能力の強化等に努めます。
 第五に、世界一安全な道路交通を実現するという目標の達成に向け、通学路対策や高齢運転者対策、悪質、危険な違反の取締り、自転車その他の小型モビリティー対策を強化するなど、総合的な交通事故防止対策を各界各層と連携して進めます。
 このほか、第四次犯罪被害者等基本計画等を踏まえ、犯罪被害者等施策全体を取りまとめる司令塔として取組を強化してまいります。
 また、本年十二月に開催されるG7茨城水戸内務・安全担当大臣会合の議長国として議論をリードします。
 以上の諸施策を進めるに当たっては、警察における組織運営の合理性、効率性の向上や業務の高度化を推進し、高い規律と士気を有する組織を確立して、国民の期待と信頼に応えていきます。
 次に、領土・主権対策については、北海道に属する北方領土の問題、島根県隠岐の島町に属する竹島の領土問題及び沖縄県石垣市に属する尖閣諸島をめぐる情勢に関して、国内外において我が国の立場についての正確な理解が浸透するよう、関係機関と連携を深めながら、領土・主権展示館を拠点とした内外発信を強化します。
 次に、海洋政策については、本年四月に閣議決定された第四期海洋基本計画の下、海洋開発重点戦略の策定等により、総合的な海洋の安全保障と持続可能な海洋の構築を通じた海洋立国の実現に向け、関係省庁と連携しながら海洋政策を強力に推進していきます。
 また、有人国境離島について、政府、地方が一体となり、地域社会の維持に関する施策を強力に進めます。
 次に、日本学術会議の見直しについては、日本学術会議が、学術の進歩に寄与するとともに、国民から理解され信頼される存在であり続けるという観点から、経済財政運営と改革の基本方針二〇二三を踏まえ、日本学術会議に求められる機能及びそれにふさわしい組織形態の在り方について、日本学術会議と十分に対話をしながら、丁寧に検討を進めてまいります。
 最後に、カジノ事業の健全な運営が確保されるよう、高い独立性を有するカジノ管理委員会が、カジノ事業免許の審査を含め、厳格なカジノ規制の実施に向けて取り組みます。
 以上、私の所管行政について申し上げました。
 星野委員長を始め理事、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。

発言情報

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発言者: 松村祥史

speaker_id: 22844

日付: 2023-11-01

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会