斎藤アレックスの発言 (本会議)

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○斎藤アレックス君 国民民主党の斎藤アレックスです。
 私は、国民民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました令和五年度補正予算案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手)
 記録的な円安の影響で、物価高が止まりません。今年の春闘での賃上げは三十年ぶりの高水準となったものの、物価上昇率を超す賃上げとはなっておらず、実質賃金が減少を続け、家計は悪化をしています。国民生活にとって、物価高対策と賃上げ政策が喫緊の課題であることは、与野党を超えた共通認識だと思います。
 国民民主党は、昨年の夏の参議院選挙の際に、公党の中で唯一、電気料金の引下げを公約に盛り込み、その一部を実現させることができました。
 しかし、政府が行っている補助金を使った物価高対策には問題もあります。ガソリンなどの価格抑制策の実施過程でも、補助金が価格抑制に使われず、元売会社の利益補填などに回ったり、多額の事務経費、余計なコストがかかったりしているような問題が明らかになっています。このような問題を解消するため、国民民主党は、トリガー条項の凍結解除実現に向けて、改めて与党との協議を行うことといたしました。
 また、国民民主党が十月に取りまとめた国民に直接届く経済対策では、物価高騰を上回る持続的な賃上げを実現するためにも、所得税減税として、三十年ぶりのインフレによる生きるコストの上昇を考慮し、基礎控除、給与所得控除の額を引き上げることにより可処分所得を増やす生活減税を提案し、法律案を提出するなどしています。
 政府・与党には、国民生活の視点に立って、トリガー条項凍結解除を始めとする様々な国民民主党の提案を受け入れ、実現するよう強く求めていきます。
 同時に、本補正予算には、その審議過程にも、そして内容にも様々な問題点があると指摘しなければなりません。来年度の本予算の審議を目前に控えたこの時期に組む予算として、緊要性があるとはとても思えない基金の創設や積み増しが膨大な金額に上るのみならず、使途が定まっていない予備費は、コロナ禍が収束しているのにもかかわらず、依然として高い水準で計上されるなど、財政民主主義上問題のある財政運営となっており、政府にはその是正を強く求めます。
 日本が今抱える最大の問題は、人口減少です。少なくなる労働人口で経済規模を維持し、社会保障制度、地域社会、防衛力などの土台である国力を維持していくためには、一人当たりの賃金、生産性を上げていくほかありません。そして、賃金が上がるようになれば、物価が上がることにも家計は十分に対応できるようになります。
 今必要なのは、何よりも賃上げ。給料を上げて物価高に打ちかち、そして人口減少を乗り越え、経済社会を維持発展させていく政策です。国民民主党が訴えてきた、給料が上がる経済への転換、そして日本の積年の社会問題の解決に向けて、全力で取組を続けることをお約束して、会派を代表しての討論といたします。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)

発言情報

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発言者: 斎藤アレックス

speaker_id: 8488

日付: 2023-11-24

院: 衆議院

会議名: 本会議