三木圭恵の発言 (本会議)
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○三木圭恵君 日本維新の会の三木圭恵です。
私は、党を代表し、ただいま議題となりました松野博一官房長官に対する不信任決議案について、賛成の立場で討論をいたします。(拍手)
松野長官におきましては、自民党の派閥による政治資金パーティーをめぐる問題で、重大な裏金疑惑が浮上しています。言うまでもなく、松野長官は内閣の要であり、政府のスポークスマンでもあります。自身に疑惑が向けられたならば、率先し、真摯かつ丁寧に説明してしかるべきです。
しかしながら、松野長官は、連日の記者会見や、さきの衆参両院の予算委員会の集中審議で再三再四説明を求められながら、自身が所属する自民党安倍派が事実関係を精査中であることや司直が捜査中であることなどを理由に、何回も何回も、政府の立場としてお答えは差し控えると判を押したように答えるのみで、核心については口をつぐみ続けています。
今国会では、ただでさえ、政治と金をめぐる問題で、法務副大臣と財務副大臣がきびすを接して辞任に追い込まれました。さらに、今回の自民党派閥の政治資金パーティーを舞台にした裏金疑惑が燎原の火のごとく広がり、国民の政治に対する不信と怒りは頂点に達しつつあります。そうであるのに、まさに政権の心臓部に身を置く官房長官が自らの疑惑に対して正面から答えられない逃げの姿勢は、大変残念でなりません。
政策を遅滞なく推進するためには、政治への国民の信頼が不可欠です。目の前には内外の課題が山積しています。令和六年度予算案の編成作業は大詰めを迎えています。物価高を克服できるよう、賃上げを軌道に乗せなければなりません。少子化対策も待ったなしです。中国、ロシア、北朝鮮という核を持つ専制国家を隣に抱く日本にとって、外交や防衛力を着実に強化することも極めて重要です。自らの身を正すことさえできない政治家に、大改革など、重要な政策課題の実現など望めるはずもありません。
岸田総理に対しては、国民の政治不信を払拭し、重要政策を確実に遂行、果たしていくために、企業・団体献金の完全廃止やパーティー券のルール厳格化などによって、今回の政治と金の問題が二度と起きないよう、早急に対策を講じることを強く求めます。
国会から無駄を一掃する改革や、自民党の抵抗によって放置され続けているいわゆる旧文通費の使途公開、残金返納の義務化という、政治家としての当たり前の改革を成し遂げるよう切に訴えます。
八日の予算委員会で、我が党の馬場代表が総理に、文通費改革を必ずやると岸田総理がお約束いただきましたら内閣不信任案には反対をします、お約束いただけますかと迫りましたが、総理は相変わらず明言されませんでした。
そもそも、この旧文通費改革については、さきの通常国会において、自民党幹部と我が党との間で、めどがついたタイミングで改革を行うことで合意していたのを忘れてはいませんか。この期に及んで自民党が文通費改革に背を向け続けるなら、国民の政治不信は、増幅することがあっても和らぐことはないと考えます。是非、総理の決断を求めます。
総理に決断を求めるのは、憲法改正についても同じです。憲法改正は、国民の信頼がなければなし得ません。総理は、来年九月までの自民党総裁任期中に憲法改正の実現を目指すと公言されていますが、今の自民党の状況では、とても憲法改正までの道のりは厳しいと言わざるを得ません。
総理には、憲法改正に邁進していただくよう強く求めるとともに、この政治と金をめぐる問題を一刻も早く解明し、政治不信を招いたことへの説明と謝罪を行い、信頼回復することを強く求め、私の賛成討論を終わります。
御清聴ありがとうございました。(拍手)