加藤鮎子の発言 (地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会)

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○加藤国務大臣 おはようございます。
 こども政策、少子化対策及び若者活躍を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。
 子供を取り巻く状況は、例えば、児童虐待の相談対応件数やいじめ重大事態の発生件数が過去最多となっており、また、出生数は統計開始以来最少の数字、合計特殊出生率も過去最低となるなど、大変厳しい状況にあると認識しています。
 こども家庭庁は、司令塔として、子供に関する政策の省庁間の縦割りを打破するとともに、子供、若者や子育て当事者の声を聞き、子供、若者の視点に立った政策づくりを進めることを通じて、子供をめぐる問題を抜本的に解決し、社会をこどもまんなかに変えていくことが使命です。そうした使命をしっかりと果たすことができるよう、力を尽くしてまいります。
 こども基本法に基づき、子供施策を総合的に推進するためのこども大綱を年内を目途に策定します。あわせて、こども大綱の下で行う具体的な取組をパッケージにしたこどもまんなか実行計画を策定します。
 従来の少子化社会対策大綱、子供・若者育成支援推進大綱及び子供の貧困対策に関する大綱を一つに束ね、子供施策に関する基本的な方針や重要事項等を一元的に定める、我が国初の大綱となります。子供や若者、子育て当事者などから直接意見を聞く様々な取組を行い、当事者目線に立ったこども大綱を、子供、若者や子育て当事者の皆さんとともに作ってまいります。
 本年六月に取りまとめられたこども未来戦略方針に盛り込まれたこども・子育て支援加速化プランについて、年末に向けて、児童手当の拡充、こども誰でも通園制度の創設や出産・子育て応援交付金等の制度化の検討を精力的に進めるほか、保育の質の確保と放課後児童クラブの受皿整備、産後ケア事業の体制強化等、各種施策の制度設計の具体化に取り組みます。あわせて、多様なニーズを有する子育て世帯への支援についての更なる議論、この加速化プランを支える支援金制度等の検討を進めてまいります。
 幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なヴィジョン及びこどもの居場所づくりに関する指針を策定し、これに基づく取組を推進するとともに、乳幼児健診等の母子保健対策も進めてまいります。
 さらに、こども・若者の性被害防止のための緊急対策パッケージに基づく対策を加速化するとともに、子供関連業務従事者の性犯罪歴等を確認する仕組みについて、より実効的な制度となるよう検討を進め、早急に制度設計を行ってまいります。
 全ての子供の健やかな成長を支え、様々な困難を抱える子供や家庭を包括的に支援します。具体的には、こども家庭センター等による子育て世帯やヤングケアラー等に対する支援、児童虐待への迅速的確な対応を行うとともに、社会的養護の質の向上や社会的養護経験者の自立支援、一人親家庭の自立に向けた切れ目のない支援、子供の貧困対策に取り組みます。児童発達支援センターを中核とした地域の障害児支援体制を強化するとともに、障害福祉サービス等に係る報酬改定に向け、検討してまいります。さらに、関係省庁と連携し、いじめ防止や不登校対策、子供の自殺対策に取り組みます。
 こうした様々な施策を推進するに当たり、何よりも大切なのは、子供、若者や子育て当事者の意見です。こども若者★いけんぷらすを推進するなどし、当事者の意見を政策に反映してまいります。
 谷委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)

発言情報

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発言者: 加藤鮎子

speaker_id: 21574

日付: 2023-11-02

院: 衆議院

会議名: 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会