原田祐平の発言 (議院運営委員会)
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○参考人(原田祐平君) 御質問ありがとうございます。
検査官会議は、会計検査院の意思決定機関でありまして、検査実施機関である事務総局を指揮監督しております。そして、検査官会議を構成する三人の検査官につきましては、法律、行財政、企業会計、会計検査等に関して豊富な知識と経験をそれぞれ有することが望ましいというふうにされております。
このうち、会計検査院出身者から就任する検査官につきましては、事務総局の指揮監督、とりわけ会計検査の最重要任務であります検査報告作成の最終段階における検査官会議での意思決定におきまして、これまで勤務して培ってきた中で培った会計検査等に関する知識と経験を生かして、公正かつ的確な判断に貢献することが期待されているものと私は考えております。
一方で、御指摘のとおり、事務総局というのは検査実施機関の長であるのに対して、検査官は意思決定機関として事務総局を指揮監督する検査官会議の構成員ということになりますので、事務総長から検査官になるに当たっては、執行から監督へという役割と責任が変わるというふうに異なります。
組織のガバナンスという面から見ますと、執行と監督が一体化してしまうと両者の役割と責任を分けている意義がなくなってしまいますので、会計検査院出身者から就任する検査官には、互いになれ合いとなることがないように、事務総局と一線を画した上で指揮監督を行うことが求められているというふうに認識しております。
仮に今回御同意をいただき検査官に任ぜられた場合には、そのような役割と責任の変更も踏まえつつ、これまでの勤務で培った会計検査等に関する知識と経験を生かして、期待に十分応えられるよう職責を果たしてまいりたいと考えております。