太組一朗の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(太組一朗君) 御質問ありがとうございます。
まさに、てんかんの患者さんがどこにアクセスをすればいいかというのが分かりにくいというような問題であると思います。
私、脳神経外科医でございますので、私、脳外科医の悪口を言うのはちょっと許されるのかなと思いますけれども、実は、脳外科医で脳波を読める脳外科医というのは大変少ない、そして、てんかんのことが分かる脳外科医というのは大変少ないということでございます。みんな得意分野があるんですね。私たちは脳外科医で大体二十年ぐらいになるまでは普通のトレーニングをしますけれども、例えば脳血管障害とか脳腫瘍とか、そういったところは来るんですけど、やはり得意分野がありますので、診療科だけで解決するというのは非常に難しいですし、無理もあると思います。
やはりそれを解決するのは、診療拠点病院を明らかにしていく。先ほど、繰り返しになりますが、現在拠点病院が三十程度、各都道府県にありますので、そこを目指していただくというのがやはり一番現実的でいいのではないかというふうに思います。
これは厚生労働省のモデル事業から本事業に変わった、平成二十七年からモデル事業になって、そして三年後に本事業になった、そして現在まで続いて、そしてその拠点病院も少しずつ増えておりますので、その拠点病院を維持する、そして数を増やしていくということが必要であると、私たち医療者の側としては思います。
それから、過疎地域の問題、これは、やはり医者としてのプレーヤーが余り多くないということを考えますと、拠点病院を整備しながら全てのところでやっていくというのはやはり無理がありますので、ここはやっぱりお医者さんのちょっと熱意と努力に懸けてみてはいかがでしょうか。
例えば、私、神奈川県の大学で手術をしておりますけれども、月に一回、沖縄赤十字病院で手術をいたしております。これは沖縄県でてんかんの手術を得意にしている先生がおられないということ、事情でございまして、現在でも毎月沖縄に行っております。そういう、お医者さんって少し、出張をして、それで出店みたいのをやったりするようなこと、働き方もございますので、そんなことでお互い伸ばしていきながらお互いを教育していく、それが必要じゃないかなと現在では思っております。
ありがとうございます。