勝部賢志の発言 (財政金融委員会)

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○勝部賢志君 今おっしゃられたように、国民の皆さんの生活が日銀の政策で大きく変わるということ、以前はそんなふうに感じることが余り多くはなかったんじゃないかというふうに思うんですね。しかしながら、今まさに、これからどういう判断をされていくのか、金利をどうしていくのか、出口はどうするのかといったことを本当に国民の皆さんが注目をしている、それだけ生活が厳しいという証左だというふうに思いますので、是非その辺を踏まえて、ここで、じゃ、いつ金利を上げるんですかみたいな話を聞いても恐らくお答えをいただくことは難しいと思いますので、そういう趣旨の質問はしませんけれども、しかしながら、やはり国民の皆さんには分かりやすい説明というのが非常に大事で、先ほど消費の方も少し緩やかに回復傾向にあるとおっしゃいましたけど、実際は必ずしもそうではないなと私は実感しています。
 そして、マインドというのも大事なので、これからどうなっていくのかという不安が高ければ高いほどそのマインドは、まあ下がるというか、消費は控えめになっていくことにつながると思いますので、是非その辺の説明は日常的に気を付けてしっかりやっていただけたらということを申し上げたいと思います。
 最後の質問になるんですけれども、日銀の政策決定会合をめぐる事前報道、リークについてちょっとお伺いをしたいと思います。
 これに関連する記事が、私二つほど目にしたんですけど、一つは、十一月二日のブルームバーグオンライン紙に掲載された「日銀決定の直前報道、情報漏れ対策を」というコラムの記事がありました。それからもう一つは、十一月十四日に東洋経済オンラインに掲載された「なぜ日銀の政策変更は事前に報道されるのか」と。まあ似たような記事なんですけれども、こういう記事がありまして、そのブルームバーグの記事から少しお聞きをしたいと思っているんですけれども、この記事には、フォワードガイダンスの見直しやYCC修正、再修正と、植田総裁から何らかの発表があった際、情報が最初に示されたのは、いずれも公の場ではなく日経新聞の紙面であったというふうに記事になっていますね。それから、海外の主要中銀の場合でも、前触れ記事などは出るんだけれども、日経の報道ほど具体的ではなく、しかも会合の開催中に記事が出るなどということは全くないと、だから日銀と日経との関係は独特だという表現がされていました。もしこれが観測気球みたいなものではなくて意図的にされているんだとしたら、これは日銀の側にやっぱりセキュリティー上に大きな問題があるんじゃないかとまで書かれていたわけです。
 思い返せば、二〇一六年の一月に、金融政策決定会合では、正式発表の僅か数分前まで、まあ当時の、当時の話で申し訳ない、当時の黒田総裁が直前まで否定をしていたマイナス金利の導入が迫って、していたマイナス金利の導入について、導入が迫っているという記事が日経に出て、この衝撃は余りにも大きかったと。で、日銀もこれは捜査、調査をしたというようなことが記憶にあるわけですけれども、非常に私は問題意識を持っておりまして、この記事の最後には、ひょっとしたら、この先の大きな金利を解除する公表のときに、公式発表ではなくてメディアから情報流れる形で出すことをひょっとしたら日銀は望んでいるのかみたいな、そういう批判的な記事なわけですね。
 ですから、こういうような事実があり、そして、こういう報道に対して、日銀の皆さん、特にプロパーのトップとして長らく日銀業務総体に携わってこられた内田副総裁に、どのようにお考えなのかお聞きをしたいと思います。

発言情報

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発言者: 勝部賢志

speaker_id: 15295

日付: 2023-12-07

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会