塩村あやかの発言 (内閣委員会)
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○塩村あやか君 これ、もう大変な問題だというふうに思います。このニュース、連日目にするようになってきているんですね。
資料の三、御覧ください。
お金のない女の子が来たら、売り、まあ売春のことですね、売りをやらせればいいということなんですね。記事にあるとおり、売掛金を回収するために女性客に売春や性風俗店での勤務を促す行為はホスト業界では珍しくないということなんですね。だからこそ、四割の方が、逮捕されたときに、その支払があるんだというようなことだったというふうに思います。
本日は被害者の方にも来ていただいておりますので、誠実な答弁をお願いしたいというふうに思っております。
まあ、売春とかAVに出演をするというふうなことにもつながっているということで、十代とか、そして二十代のかなり若い女性たちがそのターゲットになっているというお話、聞かせていただきました。本当にそのとおりだというふうに思いますので、私たち早急な対応をしなくてはいけないというふうに考えています。
資料の四を御覧ください。
弁護士ドットコムの上位記事にこういうものがあるんですね。悪質ホストの研修資料を入手、女性を沼らせ売り掛けをつり上げる恐るべきテクニックという、こういう記事なんですね。これは、ジャーナリストの富岡悠希さんが被害者の保護者を応援する青母連から入手したものということなんですね。その教材の内容は女性客をマインドコントロールするものとなっています。御覧ください。
例えばなんですが、マインドコントロールのテクニックは、鍵を掛ける、地雷を置くということなんですね。この説明は少し後からするんですけれども、読んでください、これ。女性は彼氏や旦那程度の男にはお金を出さない、要するにそこら辺の男が演出をする日常レベルでは女性はお金を出さないということ、非日常的演出にお金を出すと。そして、ホストクラブは女性客を姫と呼ぶと。その姫が使うお金は、好きなん、まあ好きな人ということでしょうね、押し上げる行為に姫はお金を使う。担当、これ、ホストのことなんですけれども、担当の価値を上げることで自分自身の満たされない心の空洞を埋めることができるというふうに心理的な分析を行って、マインドコントロールをやっていくということなんですね。すごいですよね。
右側に移っていただきたいんですけれども、友営、皆さん御存じでしょうか。友営とは、恋愛感情を利用せずに友達のように接する営業を指すということです。色恋、これは何となく想像が付きます。女性客に疑似恋愛を提供する営業方法ということです。そして、本営。本営、何でしょうね、これ一体。説明によりますと、色恋を更に発展させて女性客を本当の彼女として扱う、そういう営業方法のことなんですね。最上位の営業スタイルとしてセミナーではアイドル営業も掲げているということで、もう様々にステップを踏んで、女性たちがのめり込んでいく構図をマインドコントロールを用いながら行っていくということなんです。
そして、日々地雷を言葉で発しておくと。地雷って一体何なのかなと思うと、これもマインドコントロールのテクニックと書かれているんですけれども、鎖を掛ける、先ほど一番最初に言ったものです。他店に行けなくする、ほかのホストクラブに行けなくすると。この良い例として挙げるのは、書いてあるのが二つと。Aちゃんって俺だけを真っすぐ見てくれるからうれしい、他店に行かないから俺も大切にできる。なるほどねって思いますよね。よくできていますよね。ほかの店行っちゃいけないと言うのはバツだって話なんですね。確かに何となくよく分かる。
で、テクニック二、地雷を置く。最初言ったものですね、地雷。それは何かなと思うと、好きな担当がいるのに、ホストですよね、自分のことでしょうね、他店に行く女の子、何なんだろうねって言う。そして、他店に行く女の子って最低やよねって、それは担当も好きじゃなくなっちゃうよねというふうに、日常にこういう言葉をちりばめておくということなんですよ。これが地雷なんですね。だから、地雷を避けるために勝手に理想の女の子になるというテクニックが書かれている。こうしたセミナーをホストたちが受けているということなんですね。
こうしたことにはまっていって、女性たちがホストクラブに行って、売り掛けであっという間に百万円になる。十八歳や十九歳のような若年女性が狙われたり、風俗で働かないと払えないほど売り掛けが多額になっていくと。これが悪質ホスト問題ということなんですね。
皆さん、いかがでしょうか。最近、よくホストの問題がニュースで上がってくるという問題の根本、ここに一つあるんだなということがお分かりいただけたのではないかなというふうに思っています。
そして、これも被害に遭われた親御さんを応援する青母連の玄さんのお話なんですけれども、成年年齢が引き下げられてからは十八歳がターゲットということなんです。十八歳の誕生日をホストクラブで祝うということもあると。借金の平均は大体七、八百万円。十八歳ですよ、信じられないですよね。二、三回の来店でこうなるということで、私も、二日前に、ホストクラブで売り掛けを負わされて、ホストに示唆されるままに風俗とAVの出演を決めてしまったという女性にお話を伺ったんですけれども、おおむねこの報道のとおりでした。もうマニュアル化されているんですよね、町全体で、恐らくね。びっくりしますよね。その子も、ホストに行くとそこが居場所だったって言うんですよね。お帰りと言って、ホストクラブが、たくさんのホストが迎えてくれるんだそうです。孤独を抱えた女性たちの居場所になっちゃっているという問題がここでも分かるというふうに思います。
このように、悪質ホストの研修教材には女性に好意を抱かせてマインドコントロールをするということが記されておりまして、女性が、自らですよ、自ら借金を積み上げていくという、そしてホストの売上げに貢献をするという手口が記されているということになります。
そこで、消費者庁にお伺いをしたいというふうに思っております。
これまで高額の契約商法は多々問題になってきたと思うんですよね。これは消費者契約法などで対応できるものがないのか、お伺いをしたいと思います。