岸田文雄の発言 (本会議)
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 横山信一議員の御質問にお答えいたします。
まず、政治改革についてお尋ねがありました。
自民党の各政策集団の関係政治団体の政治資金パーティーについて様々な指摘がなされ、その結果として、国民の政治に対する信頼が揺らぎ、自民党全体に対しても厳しい目が向けられていることを承知しており、党としても強い危機感を持って、しっかりと対応してまいります。
そして、その他のお尋ねの点については、議員活動の在り方に関する問題であることから各党各派において御議論いただく必要がありますが、自民党としても、こうした議論に貢献すべく、努力をしてまいります。
そして、予備費の在り方についてお尋ねがありました。
コロナ関係予備費の使用について、新型コロナウイルスという不測の事態から国民生活や事業、生活を守り抜くため、臨機応変に、かつ時機を逸することなく対応を講じてきたものであり、当時の社会経済情勢に照らしても必要かつ適切な対応であったと考えております。
予備費の使用に当たっては、これまでも憲法、財政法の規定に従い、必要性や緊急性等を検討の上で使用決定してきているところですが、会計検査院からの指摘をしっかりと受け止めた上で、引き続き適切な運用を行い、十分な説明責任を果たしていくことが重要であると考えており、どのように説明責任を果たしていくのか、これは不断に検討を進めてまいりたいと思います。
そして、日中関係についてお尋ねがありました。
日中両国間には、様々な可能性とともに数多くの課題や懸案があります。その中で、中国側に対し、主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求めつつ、諸懸案も含め対話をしっかりと重ね、共通の課題については協力をし、建設的かつ安定的な日中関係の構築を双方の努力で進めていくというのが岸田政権の一貫した方針です。この方針に基づき、先月、日中首脳会談を行い、我が国の基本的な立場を習近平主席にしっかりと直接伝え、日中関係の大きな方向性を確認できました。このことは大変有意義であったと考えております。
こうした中、先般、山口那津男公明党代表が訪中され、中国側要人との間で有意義な意見交換が行われたことは、両国の交流や意思疎通強化に資するものであったと考えております。
今般の日中首脳会談、また、それに続いて行われた山口代表一行の訪中、そして日中外相会談の成果も踏まえ、引き続き、首脳同士を含むあらゆるレベルでの意思疎通を重ね、建設的かつ安定的な日中関係の構築を双方の努力で進めていく考えです。
なお、ALPS処理水については、建設的な態度をもって協議と対話を通じて問題を解決する方法を見出していくことで一致をしており、今後、専門家レベルで科学に立脚した議論が行われることとなります。引き続き、我が国の取組等につき透明性を持って説明し、日本産食品の輸入規制の即時撤廃を強く求めてまいります。
伝統的工芸品の販路開拓についてお尋ねがありました。
伝統的工芸品は、地域の産業、雇用を支える重要な産業であり、その発展には欧州を始めとする海外需要の取り込みが不可欠です。御指摘についてはいずれも重要な観点であり、来年度から、クールジャパン機構がこれまでつくってきたネットワークを活用し、欧州の展示、商談拠点での販路開拓等を支援するとともに、補助事業の支援メニューにおいて、伝統的工芸品と日本の食文化を組み合わせ、魅力を発信するための海外展示会への出展支援が可能であることを明記をいたします。
また、海外展示会への出展支援を行う補助事業では、組合のみならず、事業者への直接支援も既に実施していますが、より広く活用いただけるようにPRを行っていくとともに、補助事業を活用する事業者等に対する在外公館やジェトロのサポートについてもしっかりと強化をしてまいります。
残余の質問については、関係大臣から答弁をさせます。(拍手)
〔国務大臣鈴木俊一君登壇、拍手〕