塩川鉄也の発言 (議院運営委員会)

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○塩川委員 私は、日本共産党を代表して、委員会におけるオンライン参考人質疑に係る衆議院規則改正案について発言します。
 衆議院では、委員会における参考人質疑について、審査、調査をより充実するものとして、衆議院規則に基づき、参考人の委員会への出頭を求めてきました。
 一方で、自然災害被災地の被災者等、その意見聴取が国会審議に当たって重要であるにもかかわらず、参考人の委員会への出頭が困難な場合があります。そのような際に、情報通信技術を利用する方法、オンラインによる意見聴取の機会を設ける意義は大きいと考えます。
 今回提案されている、情報通信技術を利用する方法による意見聴取を設けるための衆議院規則改正案は、出頭の概念に新たに情報通信技術を利用する方法による出頭を含むものとしています。
 しかし、参考人や証人の出頭に関して、指定された場所に出席させ、意見聴取を行わせるという出頭の概念を変更した立法例は過去にありません。
 他方、参考人や証人の出頭に加えて意見聴取を行う方法を追加した立法例として、一九八八年の議院証言法改正があります。議院に出頭に加えて、議院に出頭することが困難な場合に、議院外の指定する場所に出頭、証人の現在場所において証言を追加する法改正を行っています。
 この議院証言法改正に合わせ、国会法及び証人旅費日当法も改正されました。国会法第百六条では、「参考人の出頭を求めた」を「参考人が出頭し、又は陳述した」と改め、証人旅費日当法第一条では、出頭に加えて陳述を明記しています。
 このような立法例を踏まえ、出頭の概念を変更するのではなく、参考人質疑の意見聴取、陳述の方法として、出頭に加えて情報通信技術を利用する方法を追加する衆議院規則改正を行うことこそが必要だと考えます。
 国会審議をより充実したものとするために、参考人等の意見聴取の在り方について、参議院における議論も尊重しながら、丁寧で慎重な審議が必要であり、拙速な本規則改正案には同意できないことを申し上げ、発言を終わります。

発言情報

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発言者: 塩川鉄也

speaker_id: 2437

日付: 2024-06-21

院: 衆議院

会議名: 議院運営委員会