小野泰輔の発言 (経済産業委員会)
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○小野委員 ありがとうございます。
技術動向次第だと思うんですよね。それがかなりもう現実的にビジネスベースで乗ってきそうだと思えば、今回水素とかCCSでやっているような支援もやりながら、我々が、これは戦争で負ける前からの課題ですが、エネルギーがない、資源がないという国から一気にパラダイム転換ができるということでもありますので、ここに関しては是非頑張っていただきたい、チャンスはちゃんと狙っていただきたいなと思うんですね。
私は、山本議員よりももっと貪欲というか、顔だけ見るとそうじゃないんですけれども……(発言する者あり)済みません。私の師である蒲島郁夫熊本県知事が、これでもう勇退されますが、ずっと言っていたことで、私はああそういう考え方があるのかなと思っていたのが、熊本県を無税国家にしたい、無税県にしたいというふうに言っていて、つまり、それだけ豊かな県、あるいは豊かな国になれば、国民が税金を払わなくてもよくなるというところまでやはり考えるべきだ、それが政治家の役割じゃないかみたいなことを昔言っていたんです。
これぐらいのダイナミックな考え方を我々はするべきであって、かつては中東はそうだったんですけれども、でも、今は世の中の変化によって、脱炭素ということでそこはできなくなったんですが、我々は、逆に技術をもって無税国家というものを実現できるんじゃないか。それはもう多分、相当ハードルは高いですし、そう簡単にはいかないんですが、ただ、政治家たるもの、そういうところまで見て、大胆に政策を考える、そして国民にも夢を語るということも大事なのかなというふうに、ちょっと先ほどの山本さんのメタンハイドレートの話を受けて思いました。是非、経済産業省が多分それができる役所だと思いますので、そういった形で、省庁の皆さんには攻めの姿勢でやっていただきたいなというふうに思います。
それでは、私も今日はCCS一本で質問させていただくんですけれども、CCSもやはりお金がすごくかかるなと思います。水素もコストの削減がどうなるのかというのが一番大事な問題だと思いますが、このCCSもそうだというふうに思っているんですね。
前回は水素一本で私は質問させていただきましたが、そこでも申し上げたのは、海外から輸入する水素の方が安くて、結局そちらに頼ってしまう。結局、そうすると、エネルギー安全保障の観点からいっても、国富が外に出る、あるいは有事のときにはなかなか国内に入ってこないという問題がやはり残ってしまう。
このCCSの場合には、CO2の削減ということですので、水素を外から輸入するというほどではないとは思うんですが、ただ、事業者の側でも、CCSを海外でやった方が有利だね、より安いコストでCO2を削減できるというようなことになってしまえば、これは国富の流出にもつながりかねないということであります。
そこで、ちょっとお伺いしたいんですけれども、我々日本では油田はないので、EORみたいな手法が使えないわけですね。ですから、もちろん過去に開発していた炭鉱とかはあるのかもしれませんが、今その候補地としていろいろと調べられているところは決して油田みたいなところじゃないということで、詳細には分からないのかもしれませんが、大体、海外のプロジェクトの方がCCSを進める上ではやはり安く済むんじゃないかというような、そういう御認識というのは経産省であるんでしょうか。