落合貴之の発言 (経済産業委員会)
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○落合委員 その言及された減税ですとかこれまでの規制改革ですとか、本来であればそれで投資が促進されていたはずなんですが、例えば、三十年前にシェア五割を握っていた半導体、何でシェア一割になっちゃったのかな、十数年前までシェアの半分近くを握っていた太陽光パネルの生産も、何で。要は、デジタルも再エネも、これから伸びるということがはっきり分かっていて、それなりに政策の措置をしたにもかかわらず、投資が促進されず、先ほどおっしゃっていた、投資の削減と人件費の抑制で当期利益を上げてきた、これを残念ながらやってきたわけです。
私も投資家の方ですとか企業経営者の方々に聞くと、私から見ると明らかにその分野がもうかるのに、なぜかお金を出さない。やはり、不確実性というものがもしかしたら大きな要素に年々なっているのかなと。なので、経済産業省は、新機軸を打ち出して、大規模、長期、計画的に国が関わることで不確実性を下げて民間に投資をしてもらうという政策を打ったんだと思います。
これは、具体的に今までどういう産業政策を日本が取ってきたのかなとデジタルの部分を中心に見てみますと、この前も大臣所信の質疑で私は取り上げさせていただいたんですが、内外の国際収支を見てみると、デジタル収支はどんどんどんどん広がっている。エネルギーにしても食料にしても、生活や経済活動に必要不可欠なものが日本は自給率が低かった。今、DXの時代を迎えるに当たって、デジタルまで自給できなくなってきてしまっているわけでございます。これは明らかに、私が子供の頃から高度情報化社会が来ると言われていて、明らかにその時代が来ると分かっていても、投資が行われなかったわけです。
これはよく調べてみると、二〇〇一年にe―Japan戦略というものが掲げられて、五年以内に世界トップのIT国家になるというふうに政府は言っています。では、その前の年の二〇〇〇年と最近のIT投資額を比べますと、OECDの統計ですが、アメリカは一・七倍に二十年ぐらいで増えました。イギリスは一・五倍、フランスは二・二倍。しかし、日本は、この戦略を掲げているのにもかかわらず、IT投資がマイナス一〇%、マイナスになってしまっているんです。
ハード面では、光ファイバーの普及ですとか成果はあったかもしれませんが、今はやっているスマホにしろクラウドにしろ、5G、6G、ドローン、AI、デジタルプラットフォーム、みんな劣勢に立たされている。二〇〇一年に五年以内にトップになると言っていたのは、全然成果が出ていないわけです。
やはり、先輩たちの政策を振り返ってみると、これは正直失敗だったな、改めるべきところは改めなきゃいけないなというふうに、大臣、思いますでしょうか。