荒井優の発言 (経済産業委員会)
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○荒井委員 立憲民主党の荒井優でございます。
実は、今週の月曜日に、山岡先生に連れていってもらいまして、苫小牧のCCSの施設を見学しに行ってまいりました。今はまだ国会で、参議院の方で審議中だとは思いますが、前回、こっちの衆議院では、附帯決議をまとめるとかも含めてずっと関わらせてもらって、非常に自分としても思い入れがありましたので、行ってみて改めて、二酸化炭素を地中に埋めていくという非常に大きな取組を、地元の人たちと一緒になって、皆さんが一生懸命やっているのに非常に胸を熱くする思いでした。先日参考人にもお越しいただいた日本CCS調査会社の中島社長に大変丁寧に御案内いただいたというふうに思っております。
こういうふうに国会で審議していることと、ああいうふうに、まさに、物づくりバイアスともいうかもしれませんけれども、大きなものを造って新しい取組をしているということに連携というものを感じましたし、改めてここに立っている責任も非常に強く感じた次第です。そのうち大臣もきっと見に行かれると思いますので、是非よろしくお願いいたします。
そういった中で、こうやって新しい取組をしていく中で、まさにこういう取組に効果があるのかどうかという政策の検証をしっかりしていく、最近はEBPMというふうな言われ方がすると思いますけれども、この取組が世界中で広がっているんだというふうに拝察しております。
まず、今日は最初に大臣に、まさにこのEBPMの経産省の取組の現状、課題、対応みたいなお話を是非お聞かせいただきたいというふうに思いました。
といいますのも、今日、資料を一枚つけさせていただいております。ちょうど先月、日経新聞に載っていましたが、アメリカに学ぶEBPMということで、アメリカでやっているイヤーアップという、高卒で所得の低い十八歳から二十四歳に対して就労支援のプログラムをやってみたところ大変効果が出たというのを、これをEBPMで評価された、そういう記事を拝見いたしました。
ちょうど、大臣がアメリカに行き、アメリカといろいろとやっていくんだということもありますし、是非、こういう一つ一つの政策でも、ちゃんと効果が実証できるというものを取り組んでいくという姿勢は、やはり、僕も国会議員になってみて、改めて、一つ一つの政策やお金のかけ方が本当にどうだったのか、もちろんやる前はそうなるはずだという仮説の下になるわけですが、しっかり検証することが大事かなというふうに思います。
この質疑とはあれですけれども、ちょっと、是非このグラフのところだけもう一度見ていただきたいんですが、これは実は、十八歳の、高卒のアメリカの若者たちに対して、ITや金融のスキルの習得と、あと包括的な就労サポート、そして雇い主と連携した学習、インターンシップというものを、一年間、十八歳から十九歳までやるんですね。
グラフを御覧いただくと、一回、政策を受けなかった群というのは右肩上がりにずうっと賃金が上がってきているんですけれども、ただ、一年間プログラムを受けている最中は、当然、多分勤務時間が減るからだと思いますが、思いっ切り下がるんですけれども、やはり一年後には高くなってきて、そしてこれがプログラムの実施後もずうっと伸びているんだという、そういう記事になっています。
ちなみに、この新聞記事の下の方には、実は、このEBPMを取り組むに当たって博士課程のスタッフをそれぞれの役所に相当数設けていて、このプログラムをやっている保健福祉省では予算額が二百三十億円、そのEBPMの部局だけにもあるということで、日本と比べると大分アメリカはそこに手厚い、そんなことも書いてあります。
是非、こういったことも含めて、先進事例に学ぶということも含めて、大臣には今の取組や今後の熱意をまずお聞かせいただきたいと思います。