吉田はるみの発言 (憲法審査会)

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○吉田(は)委員 立憲民主党の吉田はるみです。
 発言の機会をいただき、ありがとうございます。
 今この憲法審査会で議論すべきは、選択的夫婦別姓、同性婚、性別変更要件など、国民が求めている課題に対してです。国民、司法、そして経済界からも、国会動けの声が大きく上がっています。
 今回は選択的夫婦別姓を取り上げます。
 二〇一五年、二〇二一年と、最高裁は、夫婦同姓を規定した法律は合憲と判断しました。しかし、注目すべきは、二〇一五年、違憲とした判事の以下の意見です。多くの場合、妻となった者のみが、個人の尊厳の基礎である個人識別機能を損ねられ、また、自己喪失感といった負担を負うことになり、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚した制度とは言えないと。
 実際、二〇二二年時点で、結婚した配偶者で改姓しているのは女性の方で、その割合は九四・七%です。男性委員の皆様、自分の名字が変わることを想像してみてください。どうお感じになりますか。
 二〇二一年判断では、この種の制度の在り方は、二〇一五年大法廷判決の指摘するとおり、国会で論ぜられ、判断されるべき事柄にほかならないと言うべきであると付言されています。つまり、国会で議論して判断せよとの司法からの要請です。二〇一五年最高裁判断時の桜井元判事が指摘しています。
 憲法二十四条では夫婦が同等の権利を有することが掲げられていますが、現実は、この夫婦同姓によって、男女の上下関係が根底に流れているのではないでしょうか。そんなことを言うのは女性のわがままと言う方もいらっしゃいますが、とんでもないです。一個人としての問題、尊厳の問題。わがままのそしりは当たりません。
 資料一を御覧ください。これは選択的夫婦別姓に関してですが、三十代以下は七八%、七六%と、若い世代は選択的夫婦別姓を支持しています。
 本年四月十八日に國重委員、翌週二十五日には道下委員が同性婚を取り上げました。
 この同性婚に関して、配付資料の二を御覧ください。三十代以下、八八・八%、九一・四%と、やはり若い世代の方々は同性婚に賛成です。
 先ほどの選択的夫婦別姓もそうですが、若い世代は圧倒的に賛成なのです。それなのに、なぜ憲法審査会で議論しないのでしょうか。なぜ国会で法案の審議すらしないのですか。この国会というところは、若い世代や女性の声に耳をかさないところなのでしょうか。
 森会長、お願い申し上げます。来週は、選択的夫婦別姓に関して取り上げていただけないでしょうか。

発言情報

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発言者: 吉田はるみ

speaker_id: 24486

日付: 2024-05-09

院: 衆議院

会議名: 憲法審査会