稲津久の発言 (財務金融委員会)
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○稲津委員 かなり詳しく今説明いただいたので、基本的なところはよく理解できたと思います。
次は、このクオータ一般見直しにおける対応方針についてということで、これは大臣にお伺いしたいと思うんですが、今回の増資は、やはり一番の狙いというのは多額の債務を抱える途上国への支援ではないだろうかというふうに理解しています。
早期に加盟国の議決を得る必要があったし、そして、中国など、経済規模に応じた比率の見直し、これも意見としてあったというふうに承知していますが、我が国やアメリカが、出資比率の変更を期限内に行うことは現実的ではない、こうして現状維持を主張した経緯もあり、今回は見送られたもの、このように理解をしております。
しかし、今後のクオータ見直しについては、第十七次クオータ一般見直しの下で、新たなクオータ計算式を通じたものも含めて、更なるクオータシェアの調整に向けた指針として考えられる複数のアプローチを二〇二五年六月までに策定すべく取り組むこととしております。
今後の議論にもよりますけれども、現状の加盟国の経済規模をそのまま出資比率に反映してしまえば、我が国の出資比率は中国などに抜かれて、IMF内での存在感の低下につながる可能性がある。我が国の出資比率を維持していこうとするのであれば、今後、経済規模だけではなくて、新たな考え方を含めた見直し基準など、我が国の国益に資する見直しとなるよう交渉していただきたい、こういうふうに考えます。
政府としての基本的な対応方針について、大臣の見解をお伺いします。