三輪泰史の発言 (農林水産委員会)

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○三輪参考人 御質問ありがとうございます。
 まさに今、日本の農業は新しい構造が求められている。これは中期的に、安定的に農業を営む、若しくは農村を維持するために不可欠だというふうに思っております。
 現在の状況を見ますと、やはり今後の日本の農業及び農村を中心的に支えていただくのは担い手の方々だというふうに思っております。
 今回の基本法の検証部会の中で議論をしてきたように、担い手の方と多様な農業者の方々がそれぞれの役割を持って、相互補完だと思っておりますが、ここは対立軸ではなくて相互補完を持って地域の農業と農村を支えていただく。その中でいくと、やはり今、多くのベテラン農家の方々が年齢的に離農されている中で、地域の農地を守る役割を主に担っていただいているのは担い手の方々でございます。
 それぞれのお話を今回検証部会でもお聞きした中でも、正直、これ以上、規模を拡大すると大変なんだけれども、地域のために我々はオファーいただいたものは全て受け取ってやっているというようなこともおっしゃっていました。
 そのような中でいくと、やはり、それら担い手の方々が今御苦労されているところに対してしっかりと政策的にサポートしていくというのが大事だ。つまり、多様な農業者との共存、相互補完の関係の中で、今後、今からの十年、二十年で、適切な形でノウハウと農地をバトンタッチしていくということが重要になっていく。その中でいきますと、担い手向けの政策、多様な農業者向けの政策、それぞれ適切な形で講じていくというのが重要だ。どちらが軽重というわけではなくて、それぞれ役割が違うというところは明確に申し上げたいと思います。
 また、そのような農業者を支える農業支援サービス事業体の役割が今後一層拡大してくるというふうに思っております。労働力不足もそうですし、スマート農業のような新たな技術というところに対し、農業者の方々が対応できない部分に対して外の力をかりるというところですね。こちらは今後の農業の新たな形になっていく。農業者だけではなく、様々なプレーヤーが日本の農業、農村を支えていくということがあるべき姿だというふうに思っております。
 また、一点追加で申し上げますと、このような支援サービス事業体が今全国で増えていくことによって、農業は直接できないけれども、農業に関わる仕事をやれているんだということで、多くの若者であったり、Uターン、Iターンの人材が農村で活躍いただいておりますので、やはり、このような農業者とそのサポーター、皆で農業、農村を支えていくという、このような流れが出てきているというのは非常に重要なものだと思っておりますし、基本法でそのようなトレンドを更に推し進める必要があるかなというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 三輪泰史

speaker_id: 5484

日付: 2024-04-04

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会