小山展弘の発言 (農林水産委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○小山委員 確かに、有機とか、まさにみどりの食料システム戦略とも相まってくるかと思いますけれども、輸出する際にも、やはり有機というのが非常に魅力がある、商品としても輸出しやすいということで、そういったことや、あるいは、碾茶、抹茶などへの支援もお願いしたいとも思っておりますが、なかなか、一般のお茶といったものの生産についても、ここまで急激に下がると、転換するにも、その間をつなぐというようなことも大事ですから、苦しい。
価格低迷の原因について、こちらの記事にもちょっと出ておりますけれども、四月十二日というのは、今回は、割と三月が冷えた時期もありましたので、お茶の葉っぱの伸びがよくなかったということで、全体的に静岡については生産が遅れていたんですね。そういう中で、一番、開設以来最も早い四月十二日に静岡の茶市場が開いた。
今、大臣が、当初、十二日からしばらくのうちは高値でということだったんですけれども、実は、ほかの産地は、ほかの地域はここまで早くは開いていないわけですね。ちょっと私も今、大臣の答弁を伺っていて、記憶をたどっているんですけれども、たしか四月の十七日が菊川市の遠州夢咲のサエリアの初取引で、袋井、遠州中央農協などについては、初取引は四月の二十二日月曜日であったと記憶しております。ですので、明らかにこの静岡茶市場の四月十二日というのは早い。
お茶の価格についても、茶業関係者の方や農水省の茶業課の方もよく、もう常識になっておりますけれども、最初の初取引のときが一番高くて、だんだんだんだん単価が低下していくんですね。川勝平太前知事なんかは八十八夜のときに一番高く持っていこうなんていうことをいろいろ頑張ってみたんですけれども、どうしても初取引のときからだんだんだんだん下がっていってしまう、こういう傾向がございます。
そうしますと、早くに市場を開くと、生産がまだできていないんですね、その時期では、多くの静岡の産地では。ところが、市場だけ早く開いちゃった、静岡の茶葉は出ない。どんどんどんどん取引価格が下がった頃に本当の静岡県産の茶葉が入ってくる。
静岡の茶市場が開いているものですから、ほかの茶市場なんかでもやはり価格が、県内の中ではやはり先に静岡が出ていますから、低いところからスタートするというような流れができてしまった。結果、鹿児島産のお茶が静岡市場で大量に取引されて、静岡産の茶が流通する頃には価格が低下して、静岡の茶生産者にとっては非常に苦しい状況になっているのではないか、こういう意見が多いわけなんですけれども、鹿児島も静岡も共存共栄していけばいいんですね。ただ、時期として、静岡の茶市場であれば、本来は、どこを向いて仕事をしているんだ、こういう意見がいろいろ聞かれました。
もちろん、民間の企業さんでございますので行政が介入できるものではないんですけれども、なぜここまで早く茶市場が開かれたのか、どのように分析しているか、もし、答えられる範囲の中でお答えいただければと思います。
〔委員長退席、古川(康)委員長代理着席〕