上野賢一郎の発言 (本会議)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○上野賢一郎君 自由民主党・無所属の会、上野賢一郎です。
 私は、自由民主党・無所属の会を代表し、ただいま議題となりました令和六年度予算三案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手)
 まず、令和六年能登半島地震につきまして、発災から二か月がたちました。亡くなられた方々と御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、被災された全ての方々に改めて心からお見舞いを申し上げます。
 被災者への支援を含めた被災地域の復旧復興に、与野党を超えて万全を期していくことが今求められております。
 三十年ぶりの水準となりました賃上げ、設備投資、そして史上最高値を更新した株価。日本経済のこの明るい兆しを経済の好循環につなげ、デフレ完全脱却を実現するため、引き続き、日本経済全体で、物価高に負けない、持続的で構造的な賃上げを実現し、企業の稼ぐ力を強化していくことが必要です。
 加えて、急速に進展する少子化、デジタル化、GXの実現、一層緊迫する我が国周辺の安全保障環境や国際情勢、気候変動や感染症などの世界的な諸課題など、国内外の構造的な課題にしっかりと対応していかなければいけません。
 こうした中、令和六年度予算案は、歴史的な転換点にあって、時代の変化に応じた先送りのできない課題に挑戦をし、変化の流れをつかみ取るための予算となっております。
 以下、本予算案に賛成する主な理由を申し述べます。
 第一に、能登半島地震への対応として、令和六年度においても、生活、なりわいの再建を始め被災地の復旧復興に至るまで、切れ目なく機動的に対応できるよう、一般予備費を倍増し、一兆円措置をしております。
 第二に、物価に負けない賃上げの実現に向けた予算面での対応を最大限図ることとしております。特に、医療、福祉の現場で働く幅広い方々の賃上げを率先して達成するため、診療報酬、介護報酬、障害福祉サービス等報酬改定において、公的価格の在り方を見直し、現場で働く幅広い方々の処遇改善に構造的につながる仕組みを構築することとしております。
 第三に、少子化という我が国が直面する最大の危機に対して、児童手当の抜本的な拡充や高等教育費の負担軽減などの経済的支援の強化、子供の貧困対策や障害児支援などの多様な支援ニーズへの対応など、こども未来戦略に基づく加速化プランをスピード感を持って実施するための予算となっております。
 第四に、デジタル化、GXの実現に向け、デジタル田園都市国家構想交付金により、デジタル行財政改革の先行モデルとなる取組や、観光、農林水産業の振興等を支援するとともに、二〇五〇年カーボンニュートラルに向け、官民のGX投資を促進するものとなっております。
 第五に、厳しさを増す安全保障環境はもとより、ロシアによるウクライナ侵略等の激動する外交環境に対応するため、安全保障対応や邦人保護、危機管理の基盤を大幅強化し、同時に、防衛力の抜本的強化を推進する予算となっております。
 このように、令和六年度予算は、我が国が直面する構造的な課題に的確に対応するものとなっております。本予算案の速やかな成立が求められます。
 以上、本予算案に賛成する理由を申し述べました。
 歴史的転機を迎える今、将来世代の視点に立ち、この時代を俯瞰し、日本の進路を見定める必要があります。先送りできない課題に挑戦をし、希望ある社会を次の世代に引き継いでいかなければなりません。
 本予算案に対する議員各位の御賛同を賜りますことを強くお願い申し上げ、私の賛成討論とさせていただきます。
 ありがとうございます。(拍手)

発言情報

speech_id: 121305254X00920240302_010

発言者: 上野賢一郎

speaker_id: 7580

日付: 2024-03-02

院: 衆議院

会議名: 本会議