青山繁晴の発言 (経済産業委員会)

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○青山繁晴君 皆様、お疲れさまです。今日も傍聴に来てくださった主権者の皆様、ありがとうございます。自由民主党の青山繁晴です。
 私は、不肖ながら、いわゆる与党質問というのはいたしません。あくまでも国益と国民益のために絞って質問いたしたいと思います。
 まず、皆さん御存じのとおり、グーグルマップというものがアメリカ資本によってサービスが行われています。実は今年で十九年になるグーグルマップのサービスでありますが、そのために日本の重要インフラがずっとさらされているという現実があります。
 今日は経済産業委員会ですから、その中で原子力発電所の構内についてお尋ねをいたしたいと思います。
 今申し上げたとおり、十九年間ずっと原発の構内が細部に至るまでさらされています。念のため、先ほど委員会に入る前にもう一度グーグルマップを見てきましたけれども、今現在の原子力発電所が全てさらされているという状況にあります。不肖私は、民間専門家の時代が長くて、議員になってからまだ足掛け八年でありますが、民間時代、このグーグルマップの当初の頃から、したがってもう足掛け二十年にわたって、これはフィルタリングをすべきだと、あるいはマスキングをすべきだということを申し上げてきたんですが、皆様、さっき与党質問はいたしませんと申し上げたとおり、赤裸々に申し上げますが、政府は全く動きませんでした。
 その理由の一つは、政府だけを責めるわけにいかなくて、実は立法府にも大きな責任があって、これに関する立法が行われていないんですね。私個人も、あるいは政府も、非公式にグーグル側に問合せもかつてあったわけですけど、例えばフランスではちゃんとマスキング、フィルタリングが行われていて、テロ対策上、実は重要なことであります。したがって、もう一度申しますと、フランスは立法措置をしたからそれが行われているんであって、グーグル側の言い分によると、グーグルも諸国の法制度は守るんだと、日本には立法がないのでさらしているだけだという回答なんですが。
 先日、十数年ぶりにようやく政府の側に動きがあって、これも赤裸々に申しますが、政府の担当官が電話なさったと。で、電話で非常につれないことを言われて、その話を私は知りまして、内心では憤って、表面上はにこにこと、電話というわけにいかないんじゃないでしょうかと、グーグルの日本法人ありますから、そこに行って話をされてはいかがでしょうかと申入れをしたところ、実際に政府側はその動きをされまして、そしてようやく、グーグルマップが始まって十九年を経て初めてグーグル側と対面をして、特に原子力発電所については問題が大きいという指摘をなさいました。
 例えば、当然、お聞きの方は、じゃ、自衛隊の基地はどうなるかということをお考えでしょうが、自衛隊の基地については、それこそ費用も掛けて、基地の側で一種のマスキングも行っているわけです。それは、衛星情報というのは、今や北朝鮮まで、北朝鮮の主張によれば衛星を飛ばしている時代ですから、軍事的に対応しているわけですけど、原子力発電所は当然全部の施設の費用は国民負担に実質なってしまいます、電気代に。一括総価方式というのは、見直しはされているとしても、結局は電気代に跳ね返るから、そういうことで、事実、例えば原子力警察隊が、これも不肖ながら民間時代に提案もいたして今実現をしていて、実は当時は世界で唯一日本の原発だけが全サイト武装した機動隊が常駐しているということがありまして、今も続いていますが、その部隊配置、あるいはその警察車両がどこにいるか、あるいはずっと見られるわけですから、その警察官がMP5という重要な武器を持ってどこに行き、どこに戻ってくるのか、夜はどこに泊まっているかも実質分かってしまう現状にあるわけです。これを考えますと、テロ対策を考えると、重大な脅威と言わざるを得ません。
 まず最初に、原子力規制委員会、今日は山中規制委員長にもおいでいただいていますので、委員長にお考えをお聞きしたいんですが、原子力規制委員会は、全ての日本の原発に対して非常に厳しい立派なテロ対策の規制を実施されています。日本の原発でテロが起きたことは実は一度もありません。事故は福島を始め起きていますけれども、テロは起きたことないんですが、それでも国民の安全のために、特に地域住民の方々のために厳しいテロ対策の規制を行っています。それなのに、原子力規制委員会が、その前身の原子力安全・保安院も含めて、このグーグルマップの問題で動いた形跡は私が調べたところありません。それについて山中委員長としてどのようにお考えかをまずお尋ねいたします。

発言情報

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発言者: 青山繁晴

speaker_id: 30559

日付: 2024-04-02

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会