杉中淳の発言 (決算委員会)
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○政府参考人(杉中淳君) お答えいたします。
今回の食料・農業・農村基本法の改正に先立ちまして、食料・農業・農村政策審議会で議論を行ったほか、また地方意見交換会など様々な人との意見交換を踏まえた上であの改正案を取りまとめたところでございます。
改正案の方向につきましては、世界的な食料安全保障のリスクが更に増大している、また地球温暖化等の環境問題というのが進行している、また国内人口の減少に伴う農業、農村人口が減少しているといったような背景を踏まえまして、基本法の見直しにつきまして、食料分野については、平時から国民一人一人の食料安全保障を確立する観点から、食品アクセスの改善や合理的な価格形成、また農業、食品産業について海外市場も視野に入れたものへの転換等を進めるべき。また、環境分野につきましては、環境と調和の取れた食料システムの確立、これが重要である。また、農業分野につきましては、将来、より少数の農業者で食料供給を担うため、農地の集積、集約化やスマート農業技術などによる生産性の向上を推進すべき。農村分野については、農村人口の減少、高齢化が進む中で、農村への移住、関係人口の増加や、あと深刻な問題として末端の用排水路等の保全管理の効率的な継続といった施策を行う必要があるという結論に至ったところでございます。
これらを踏まえて改正法案を作成し、現在御審議をいただいているところですけれども、国会の議論に基づいてこれらの施策に取り組んでいきたいというふうに考えています。