坂本哲志の発言 (決算委員会)
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○国務大臣(坂本哲志君) 最初、委員、能登半島地震のことについてお触れになられました。八年前の熊本地震のときは、対策の本部長として熊本で陣頭指揮を執っていただきました。食料の手配から、それからため池等の復旧等に対する陣頭指揮で、心から感謝を申し上げたいと思います。
八年たちまして、ほぼ復旧をいたしました。あと創造的な復興部門が少し残っておりますけれども、初期対応がいかに大切かということを委員のやはり様々な動きを見ながら学ばせていただいたところでございます。
私も、能登半島に行って、白米千枚田見てまいりました。もしそういうことを、学者の方で、経済人の方で、今言われたようなこの合理的だけの精神で言われたとするならば、大変なことであるというふうに思っております。
あそこは千四枚あります。ずっと数えてみて千三枚しかなかったと、一枚足りないではないかと、よく考えたら自分が座っているそのお尻のところが千四枚目だったというようなお話もあるぐらいに、あの傾斜地であの時代であれだけの棚田がよくつくれたもんだなということをつくづく感じました。
私は、もう全国の小中学生に来ていただいて、やはりこの先人の苦労とか、やはりお米に対する日本人の思いとか、こういったものをしっかりとやはり感じていただきたいなというふうに思ったところでございます。
お米について言いますならば、やはりこのアジア・モンスーンに最も適した作物でございます。さらには、貯蔵性に優れております。そして、周年で食用に向けられる。まさに、日本人にとっては米というのはなくてはならないものであり、これを決してないがしろにしてはならないというふうに思います。
それから、水田という生産活動を通じまして、水源涵養がなされます。それから、自然環境の保全ができます。そして、良好な景観が保てます。国土保全、様々な多面的機能、こういったものが米を作ることによってその水田でもたらされるという大変な機能を持ち合わせているところでございます。
さらに、地域の文化と非常に結び付いております。例えば、委員の地元の愛知の岡崎では、これは千万町神楽、千万町と書きますけども、の神楽辺りがありますし、私のところの阿蘇でも御田植祭りというものがあります。
まさに、毎日の日常の生活と密着しているというようなことであるというふうに強く感じます。先生言われましたように、まさに瑞穂の国の象徴でございますし、米として、食糧としてだけではなくて、それは稲わらとして家畜の飼料にも使えますし、そしてまた、それはそのままいろんな建築物にも使われますし、そして燃やして灰になってもそれをまた再生産するということで、まさに日本人が生み出したやはり大変な食糧、そして生活物資であるというふうに思っております。