塩田博昭の発言 (国土交通委員会)
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○塩田博昭君 是非よろしくお願いしたいと思います。
私もなるべく現場に行って、様々な被災者から直接声を聞くように努力をしておりますけれども、行くところ行くところ、皆さんが口にされるのは、どうなるのか全く分からないんだと、状況が、教えてほしい、市に聞いても分からない、こういう話ばかりなんですね。ですから、できるだけ早く方向性を示してあげることが大事だと、このように思っていますので、是非よろしくお願いしたいと思います。
そして、港湾の復旧に関連して、海岸線の隆起について伺いたいと思います。
能登半島地震によって、半島北部沿岸の北東から南西方向に延びる約百五十キロの逆断層がずれまして、志賀町から珠洲市にかけて北側海域の地盤が大きく隆起したんですね。国土地理院の解析によりますと、輪島市西部では変動高さが最大約四メートル、珠洲市北部では最大約二メートルと。能登半島は隆起を繰り返して形成されておりますけれども、今回の隆起というのは数千年に一度の規模なんだと、こういうことでございます。
二〇一一年の東日本大震災では、岩手、宮城、福島の三県で二百六十の漁港が被害を受けましたけれども、津波による港湾施設の破壊とか地殻変動による地盤沈下が原因だったんですね。今回の能登半島の海岸線の復旧では隆起という新たな問題に対処しなければならず、これまでの震災と状況が全く異なるんではないかというふうに思っています。
漁港や港湾のみならず、奥能登の風光明媚な海岸線の景観を活用した観光地であるとか宿泊施設の復興などについても、数千年に一度の隆起に見舞われたわけですから、国において新たに視点を持って復旧と本格復興の糸口を探る検討をするべきではないかと、このように思います。国交省の見解をお伺いいたします。