中嶋康博の発言 (農林水産委員会)

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○参考人(中嶋康博君) 御質問ありがとうございます。
 検証部会の中でもかなり様々な議論がございました。
 まず出発点は、食料の安定供給、これをまず現行基本法の中できっちり維持していかなければいけないと。その延長線上に食料安全保障という概念がオーバーラップしたと認識しております。
 先ほどの私の説明にもありましたですけれども、供給をしただけでは人々の手元に食料がきちんと届かない場合がある、それは所得的な要因の場合もありますし、それから地理的な要因もございます。いわゆる食料アクセスが不全を来しているような事例がかなり出てきてまいりました。
 そういったことを鑑みますと、安定供給だけでは駄目なんではないかという懸念がかなり共通で部会の委員の中で認識されたというふうに考えております。一人一人の食料安全保障というのにはそういった思いが込められていると思っています。
 確かに危機的な状況におけるその安全保障ということにやはりもう少し注目すべきではないかという議論もあるとは思うんですけれども、FAOの定義も引きながら、今回その食料安全保障という概念を改めて基本法の中で書き込んで、そして、それをもって食料安定供給の概念をバージョンアップしたというふうに理解しております。

発言情報

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発言者: 中嶋康博

speaker_id: 5478

日付: 2024-05-14

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会