作山巧の発言 (農林水産委員会)
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○参考人(作山巧君) 御質問ありがとうございます。
まさに自給力については私の配付資料の八ページでも御説明させていただいたところです。私が自給力を強調したのは、八ページでも御説明しましたけど、以前は食料自給率と食料自給力というのはほぼ並行、パラレルに動いていたわけですね。実際、食料自給力というのは二〇一五年の基本計画を作ったときに初めてできたものなので昔はなかったわけですけれども、昔は動きが大体一緒だったわけですけど、先ほど御説明したように、最近は自給率が横ばいなのに対して食料自給力が劇的に下がっているというふうに乖離が出てきているので、自給率を見ていてもいざというときに食料が確保できるか全く分からないと。それから、自給率というのは四五とか五〇とか基本計画に書いてありますけど、それだから日本人が安全に生きられるという保証は全くないわけですよね。
という問題があるので、自給力を強調したということで、その上で御質問にお答えしますと、自給力の見通しは非常に実は悲観的で、この八ページの資料に書いたのは私の予想ではなくて農水省の予想で、二〇三〇年にはもう日本人全体が生きられるエネルギー必要量を芋を作っても確保できないというのは農水省の試算なんですよね。なので、ほぼ確実にそうなると思います。その一番の原因はやっぱり農地や人が減っているというのはありますけど、芋の単収が減っているというところがあるので、そういうことになると。
なので、繰り返しになることは言いませんけれども、ということなので、私は、自給率よりもやっぱり自給力の方が日本人が輸入が止まったときに生きられるだけのカロリーを生産できるかということを表しているので、まさに農地や人や技術開発を支援することが大事で、それに直接支払を使った方がいいんじゃないかというのが私の意見でございます。