寺田静の発言 (農林水産委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○寺田静君 ありがとうございます。
谷口先生の御指摘では、やっぱり五年は短いんじゃないかというところだったと思います。そして、よく言われるのは、猫の目農政ということがよく昔から言われてきました。もちろん、時代に応じて、今なら地政学的な話なども含めて、また気候変動、この世界の人口の増大や国内の人口減少も含めて、時代に応じてこの政策を講じていくという必要性はあるということは理解をしております。
また、参考人質疑では、この食料供給困難事態対策については、輸入に力点が置かれていて、国産や備蓄の件については手薄だというような御指摘が複数の方からあって、この輸入のところを担っている商社の方からも、この日本の国際市場における立場が非常に弱く厳しいものになっていることが具体的な事例を挙げながらお示しをいただいたというふうに思っております。その上で、ほかの参考人の方からは、とにかく国内生産と備蓄を何とかしないと危ないという危機感を共有しておられたというふうに思います。
やはり農水省が、どんなことがあってもこの国民の食を支えると、重要な生産基盤である全ての農家を守るということが、この法案の中、また基本法でも感じられないんじゃないかというところが、私自身が背筋が寒くなる理由だというふうに感じております。
その上で、谷口氏によれば、生産転換も言われるけれども、それぞれの国や地域の気候風土に合った穀物があって、それを育ててきた歴史と技術があると。今、世界では小麦の四割が飼料に回っていると。日本は米を豚にやるのはけしからぬなどという考えもあってなかなか進んでいかないと。この農業と風土、文化、食料、この関係をもう一回見直す必要があるという御指摘がありましたけれども、大臣の御所感をお伺いしたいと思います。